Google Developer Day 2008行ってきた

去年に引き続きGoogle Developer Day 2008に参加してきました。前日まで開催地を知らず、もちろんセッション内容も調べず。予備知識0でいざ横浜へ。

ちゃんと起きれたので基調講演前に悠々到着。前目が見にくいような気もしたが、前の方に座り、セッション説明のパンフレットを見ながら今日の予定を検討・・・14時以降見たいものが特にない。。。興味がないというよりかは自分で調べてだいたい知っているのが理由。去年の経験からしてWebで調べられる内容がかなり含まれているので理解を深めるよりかは全く知らないものを聞いた方が良いと予想。そんなわけで、App EngineとOpenSocialは聞くことにしたがそれ以外は微妙。

パンフをよく見ると基調講演に辻野さんの名前が。何を話すのか想像がつかない。そうこうしてるうちに10時が過ぎ村上社長が挨拶。そして及川さん、鵜飼さんと言ったおなじみのメンツによるGoogle Technologyの紹介。中でも興味深かったのがAndroidのデモ。Google Developer交流会の時はフツウの携帯モドキの印象があって少々失望したのだが今日はWWDCに対抗したのか(?)iPhoneのタッチパネルを意識した動きを見せられ開発心をくすぐられる。日本はiPhone Developer ProgramからハブられているのでAndoridで面白いことができるとうれしい。

さて今回の基調講演は3つの”C”というテーマとなっていた。Client, Connectibity, Cloud。ClientがGears, ConnectivityがAndroid、CloudがApp Engineに対応しているらしいのだが・・・いまいちピンとこない。何でも良いから早くApp Engine登録させてよ。と心の中でつぶやく。

そして最後に4つ目のCの説明で、辻野さんが登場。開発者とのCommunityとの強化の説明。具体的には日本語ドキュメントの充実化やexpert認定があげられた。む?これってマイクロソフトのMVPと同じようなもののなかのかな?特定の技術にとらわれたくない自分としてはあまりこういうMVPやexpertは興味がわかない。というか辻野さんちょっと太った?
セッションについては「App Engine」、「OpenSocial」、「KML」、「Google AJAX APIを活用した、進化したガジェットとUIの開発」を聞いてその後帰宅。正直なところOpenSocialを聞いた時点でもう帰ろうかと思っていたのでむしろ粘った方。メモは整形してkwWikiにアップする予定。

6/11追記。メモをアップしましたGDD2008のメモ

Googleが提供する技術が増え、及川さんも言及していたが対象となるdeveloperのprofileも幅広くなっている。来たdeveloper全員を全てのセッションで満足させるのは難しいのかもしれない。自分の場合はコードラボセッションが妥当だったと思うんだけど、pythonしばりがネックになって応募できなかった。とうか、なんでAndroidにもpythonしばりがあるのかよくわからないんだけど・・・
いずれにせよドキュメントやDeveloper交流会で事前に知ることができる内容と、Developer Dayでのみ知ることができる情報とどうバランスをとっていくかが課題かも。個人的には事前にドキュメントを読んでおかないとついてこれないくらいなコアな内容をいきなりやって良いと思う。聞くが側もそれくらいの気構えがあった方が良いし、むしろ大学の授業じゃないんだから対して興味のないセッションでなんとなく座って席が埋まるのは好ましくないと思う。あと、いつも思うんだけどこういったセミナーで全くメモをとらない人はドンだけ記憶力が良いのだ?あとで動画見るから良いのか?いや「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない。」 (by ロベルトバッジョ)
全セッション終了後のソーシャルトークに参加しようか迷ったんだけど、いや交流する前にAPIを使い倒さないとあかんやろ。と思いコードを書くために途中で帰社。もちろん仕事もせずにApp Engineの登録(結局auの携帯は無理っぽい)やApache Shindigのインストールにいそしむ。鉄は熱いうちに打て。

会場にコード書ける場所があると帰らなくて済むんだけど、それは難しいかなぁ。フツウに仕事する人とかいるかもしれないのでgoogle.comドメインにしかつながらないネット環境とかつくるのはだめかな?別に今日に限らず、どっかにGoogle Libraryってのを作ってくれないかな?Google APIを使ってhackathonする場所。24時間出入り自由。ただしGoogle APIを使おうが業務の開発は禁止。開発者の生の声を聞きたいGooglerも自然と集まってくれば双方メリットがある気がする。会費とられても構わない。

Google Developer Dayは二年目のジンクス的なものもあると思うけど、逆に毎年何が発表されるんだ!?と思わせるAppleのやり方はもっと評価すべきなのかもしれない。