神殿やインカ帝国の遺跡「マチュピチュ」で有名な古代アンデス文明展に行ってきた。上野の国立科学博物館で2/18(日)まで開催されており、金曜日夜の駆け込みでの参加。部分的に写真撮影も可能だった。
上野までの距離と、上野公園の奥にあることで土日に行くには億劫だったので、金曜夜(20時まで開館)に参加してみた。予想したほど(独占的にじっくり見れるほど)空いてはいなかったが、土日ほど混雑しておらず、観覧に支障はなかった。
アンデス文明は1万年ほど続いたとされており、地理的に縦方向にアフリカを横断しているため時代や各地で複数の文化が存在している。インカ帝国は15世紀なのでアンデス文明の中では終期で近代よりである。
古代アンデス文明の興味の一つは神殿。初期の神殿は現在のところ、その巨大な建造物が権力者なしで作られたとしている。古代アンデス文明展では建造物を見ることはできないが、コトシュ遺跡「交差した手の神殿」壁面レリーフなどが展示されている。
アンデス文明では動物をモチーフとした宗教的図像が良く用いられており、猫などの動物の像が複数観ることができた。
寒冷高地ではジャガイモなどのイモ類が主食とされていたが、それを確認できるものを展示物とするのは難しいのかも。あまり確認できるものはなかった。
逆にチチャというトウモロコシ酒が重用されていた部分については、酒を入れる土器やその模様で文明を知ることはできた。
本も読んでみたらアンデス文明が面白く、マチュピチュにも行きたくなった。HISツアーだと30〜40万くらいかかる。最終的にインカ帝国を滅ぼしたのはスペイン人でもあり、スペイン語圏。
もう少し勉強したいが歴史の研究本はあまりKindle化されていないので図書館に行って読む方が向いているかもしれない。
文明展は面白い。古代アンデス文明展での戦利品は栞。