プレ金(プレミアムフライデー)に甲府に移動、土曜の朝一で山梨県立美術館に行ってきました。
ここ半年はプレ金に『美術館へ行く』ことにして、上野周辺の美術館か国立美術館へ行ってました。ただ、そろそろ同じ場所に飽きてきたので、駅の広告を見て衝動的に「そうだ、山梨県立美術館に行こう」となりました。
山梨県立美術館へのスケジュール
時間 | 項目 | 費用 |
---|---|---|
金 17:00 | 退社→新宿駅へ | |
金 18:00-19:35 | 新宿駅からスーパーあずさ29号で甲府駅へ | 5,670円 |
金 19:50 | 奥藤本店 甲府駅前店でご飯 | 2,010円 |
金 20:30 | 東横イン甲府駅南口Ⅱ チェックイン | 6,800円 |
土 8:36-8:49 | パス『【30】貢川団地』で山梨県立美術館前へ | 280円 |
土 9:00 | 山梨県立美術館入場 | 1,260円 |
土 11:15 | 山梨県立美術館でランチ | 1,296円 |
土 12:04 | パス『【30】貢川団地』で甲府駅へ | 280円 |
中央線特急スーパーあずさで移動
山梨県立美術館は甲府にあり、東京からの路線はJR中央線・中央本線です。
東京からだと移動で2時間以上かかります。新宿から甲府は1時間30分、甲府駅からバスで15分です。さらに新宿に行くまでの時間がプラスされます。
今回は体力温存のため金曜泊にしました。山梨県立美術館は金曜も17時閉館なので、プレ金と言えど金曜中に行くのは厳しい。土曜の朝イチで行く場合は、新宿で7時の特急に乗る必要があり朝からノンビリできません。
仕事を17時に切り上げ、新宿18:00発の『スーパーあずさ 29号』に乗りました。甲府に止まる特急は『スーパーあずさ』『あずさ』『かいじ』があります。途中の停車駅が違いますが、どれに乗っても新宿から甲府だと5分くらいしか変わらないので時間に合わせて乗りました。
『スーパーあずさ』はE353系車両で電源コンセント付きでした。グリーン車は空いていましたが、他の車両がどれくらい混んでいたかは未確認です。
奥藤本店でご飯
プレ金で早めに退社して移動したことで20時前に甲府に着きました。甲府駅前だと『奥藤本店』が20:30、『小作』が21:00までやってます。プレ金のメリットは正直ここだけです。単に夜に移動するだけなら普通の休日の前日で十分なので・・・。
お店は鳥もつ煮で有名な『奥藤本店』とほうとうが目玉の『小作』で迷いました。最終的にそばが好きなので『奥藤本店』にしました。鳥もつ煮は美味しかったのに、何故かそばは美味しくなかったです。市販の生麺で自分で茹でた方がマシと思えたくらい。『小作』にしておけば良かったかも。
宿泊先は『東横イン甲府駅南口Ⅱ』
宿泊先にはバス停から徒歩1分くらいの『東横イン甲府駅南口Ⅱ』を予約。美術館への移動を重視して駅前のビジネスホテルを選択しました。
『東横イン甲府駅南口Ⅱ』は朝食付きで6,800円です。部屋は狭いですが不都合はなかったです。クチコミで騒がしいというコメントを見かけましたが、気になりませんでした。
朝8時くらいだとチェックアウトはすぐ終りましたが、バスの時間があったので早めに済まして、駅前のスタバでバスの時間まで時間を潰しました。
山梨県立美術館
バスは行きも帰りもガラガラでした。行きでは気合を入れて10分前に到着するバスに乗りましたが5人しか乗客はおらず、美術館で降りたのは僕ともう1人だけ。駐車場があるので公共機関で移動する人がいないようです。
開館と同時に入場したのは僕を含めても5人です。県立とは言え、収益が心配。出るころにはそれなりに人は増えていましたが、東京都美術館が10:30には入場待ちになることを考えると楽に観覧できます。
この日は特別展の『シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋』と常設の『ミレー館』を観覧しました、両方で1,260円なのでかなりお得。行ってよかったです。
『ミレー館』も含めてバルビゾン派は風景画が中心なので美術館初めての人にもお薦めです。正直『ドービニー展』は舐めてました。山梨県立美術館開館40周年記念だったらしく、『モネ《セーヌ河の朝》』も含めて90品以上もあり、1時間以上かかりました。
山梨県立美術館のレストランやミュージアムショップではミレーにちなんだメニューやグッズがあります。レストランでは『ミレーの種をまく人 アートドリア』を食べて、ミュージアムショップではミレーグッズに心を惹かれながら、モネの栞を買いました。
なお隣接する文学館は行きませんでした。日程的に谷間で特別展がやっておらず、予想以上に美術館の観覧に時間がかかったため。
甲府観光
山梨県立美術館のあとは、『武田神社』『甲斐善光寺』『甲州夢小路』『甲府城跡』などを観光しました。
甲府駅の南口には甲府市観光案内所があって行き先に応じたバス乗場や時刻表や教えてもらいました。窓口は9時からですが、土曜日なのか朝早くから職員さんがいて親切に教えてくれました。
次回は
今回は衝動的だから行けたようなもの。旅費と宿泊費で18,140円もかかっているので冷静に考えると躊躇しそうです。プレ金の目的が『個人消費』を促すことなので、山梨県にお金を落としてきたとして自分を納得させています。
体力があれば日帰りでも行けそうです。日帰りで特急の普通席なら往復4,130円で行けます。
山梨県立美術館は『ミレー館』があるということで認知していましたが、地方の美術館は全く知りません。今回を機会に地方の美術館にチャレンジしてみようと思います。
『いつでも名画に会える 日本10大美術館』に載っている東京以外の美術館は以下の6つです。
印象派で言うと『大原美術館』『ひろしま美術館』の中国地方あたりが次の候補です。