週末ホテルステイという技を使いつつ、2017年2月くらいから更新が途絶えていた本ブログを追いつかせた。何をしていたかを思い出しつつ、過去の日付で投稿してあたかもずっと途絶えずに書き続けているように見せている。
ブログを更新しなくなった理由
正直 謎。
微妙にやる気がなくなったとかもあるけど、もともと習慣化していたからやる気はあまり関係ない、習慣化が崩れたことが謎。
書くネタを箇条書きにして残しており、先送り症候群になっていた恐れがある。先送りが2週間分になり、1ヶ月分になり、2ヶ月経ち、とうとうネタのメモも取らなくなってずるずる時間だけが過ぎていった。半年間の問題というより、2週間〜1ヶ月あたりの先送りで止められなかったのが問題だったように思える。ちょうどそのころ他の習慣化が連鎖的に崩れてリズムが悪くなっていたので影響はあるけど、謎は謎。何年も続いていた習慣が脆くも崩れる様を身をもって体感した。
あとはブログを書かないことによって起こるデメリットを感じないことも原因だった、そもそも書く必要があるかどうかすら疑問に思い始めてた。そのあたりは書くことにすると決めたので本を読み漁りつつ習慣化を再構築中。
日曜日の週末ホテルステイ
ブログの習慣を取り戻す以外に半年分の空白を埋める作業がある。書いていない期間を許容して新しい分から書き始めることもできたが、これだけ長くブログを続けていると空白の月を作りたくないという気持ちも強かった。このあたりは負の完璧主義者としてあまり良くないと感じていたものの、環境を変えて一気に書き上げられないかと検討した。その結果が週末ホテルで書きまくる技。
イメージとしては作家がホテルに閉じこもって文章を書く缶詰作戦が出発点。調べると女子の間では近場のホテルに止まってリフレッシュする 週末ホテルステイ というスタイルがあるらしい。何かの本でも読んだが熱い温泉や1泊2日の旅行は疲れを取るどころか返って疲れが溜まるというリスクが指摘されていた。それを避けるために近場のホテルで普段と違う生活でリフレッシュだけするというのが受けているのだろう。
こちとら、リフレッシュとは目的が違うので以下の基準で探した。
- 近い
- 安い
- ラップトップと手帳がおける程度の机
- 長時間座れそうな椅子
- 近場にコンビニがある
安いを実現するため泊まる日を日曜日にした。月曜日は直接ホテルから出社する。なので家からも職場からも程よい距離を選択。上記の基準から東急ステイがおすすめ。都内にいくつもあるし、必要最低限の設備があり、値段も高くない。時期にもよると思うが1万円以下で予約できて、そこそこの机と椅子があった。
週末ホテルステイでは付箋が役に立つ。ドラマや映画などで事件を調べる時に部屋の壁にスクラップをいろいろ貼り付けてるのと同じ気分。これはカフェやファミレスとは違い、部屋というプライベートな空間が確保できているから出来るメリット。
実践と課題
1回の週末ホテルステイで書き上げるつもりだったが正直、その考えは甘かった。書くネタそのものはメールやAmazonの購入履歴などを辿りつつ、それなりにピックアップできたが単純に書く作業に時間がかかりすぎた。測定したところ1つの記事を書くのに30〜45分かかっていた。15分くらいで書いているつもりでいたが、文章を書く以外に文章のチェックや過去の日付に遡って書いている記事なので時系列的におかしいことになっていないかなど、いろいろ考えることがあって時間がかかった。
実際、ホテルのチェックインは14:00か15:00くらいのところが多く、1泊だと半日も作業ができない。大体ソフトウェア開発だと1人日を8時間くらいで見積もるが、週末ホテルステイの1泊もそれと同じくらいだけ見ておくのが無難。今回は月4つくらいの記事で埋めていったが半年だと24記事ほど書くことになり、1記事を30分で書いたしても12時間かかるので最初から無理であった。
何かを1日で挽回するのは甘い考え。明確な〆切があって頑張れるとか、書き終わるまで缶詰できる身分出ない限りは、時間計測をしてちゃんと計画するべき。さすがに1日では無理であったが、書く記事を付箋として出せたのでそこから習慣化でちょっとずつ片付けていった。結局、週末ホテルステイをしてから1ヶ月くらいでようやく追いついた。
今後の週末ホテルステイ
溜まったモノを1日で片付ける作業としては向いていなかった気がするが、それでも1日会社に出社した程度の成果が得られると考えれば個人的には週末ホテルステイは使える気がする。違う環境で時間を使って考えるというのは良かったので月1程度で週末ホテルステイは続けてみようと思っている。
本を読んでいると、人生でやりたいことをすべて洗い出すとか、10年後どうなっていたいかを考えるとかをやりましょうと目にすることがある。そういった時間をとって考えたいアクションを先送りにしがちなので、週末ホテルステイをそういった作業を実施する機会として使おうと思う。