TODOリストに今日やるべき☆を付ける

ここのところ、TODOリストに☆を付けるのを実践し、機能している。なお、今回のTODOリストとは紙に箇条書きで書いたものに関する話。

現在、プライベートなタスクについてTODOリストとスケジュール手帳の使い方を試行錯誤している。週間バーチカルを使いだしたのはある本を読んでから使い始め、今回の☆を付ける技もある本に書いてあったことの実践になる。

TODOリストの問題

1440分の本ではTODOリストには以下のような問題点があると書いてある。

  • すぐ終わるタスクと時間がかかるタスクが混在する
  • すぐ終わるタスクに飛びつきやすい
  • 未完了のTODOから不必要なストレスを生む

本ではこの問題の回避策としてスケジュール手帳を使う方法が示されている。個人的にも納得できたのでこの本をキッカケに週間バーチカル(ジブン手帳)を使っている。

TODOリストは負の完全主義者と相性が悪い

自分なりに付け加えるとTODOリストの問題は、負の完全主義者にとって非常に相性が悪い。

悪い完全主義者はいくつかに分類されるらしいが「二者択一の判断」の思考、いわゆる0か100かで物事で判断してしまう思考がある。単純なTODOリストはそれぞれのタスクを 100%完了した状態と、そうでない状態の2つの状態しか表せない。 95%作業をしてもTODOリストに完了マークは付くことはなく、ただ完了していない作業として目にすることになる。その結果、優先度を無視してすぐに100%終わる作業を優先しやすくなってしまう。

スケジュールとTODOリスト

スケジュールはTODOリストの問題を解決してくれる。時間のかかる作業をスケジュールに組み込むことで優先度にそって作業をすることができるし、作業が完了しなくても割り当てた時間だけ進めたという時間的な進捗を体感できるため、負の完全主義者にとってストレスになりにくい。

逆にいうとスケジュールだと予定に組み込んだものしか解決できない。細かいタスクを全てスケジュールに組み込むのが大変なのでTODOリストは併用することになる。(ジブン手帳には週のTODOリストを書く欄がある)

TODOリストで☆を使う

ようやく本題の☆の話。朝化の習慣のため読んだ本に☆の技が載っていた。

この本ではTODOリストを毎朝書き起こすことを推奨している。状況によってタスクの優先度が変わるため、常に最新のTODOリストを考えるのが良いのこと。書き方の特徴としては以下のようなことがある。

  1. 今日、明日、1週間、1ヶ月の範囲でタスクをあげる
  2. プロジェクト毎に書く
  3. 今日やるべきタスクに☆を付ける

面倒なので1と2はあんまり実践できていない。そもそもプライベートなタスクなのでプロジェクトに該当するカテゴリに分類することを考える事自体が面倒。ただ3を実践するだけでも良い効果を感じている。

☆を付けることで、TODOリストの問題点に対抗できる。「すぐ終わるタスクに飛びつきやすい」を避けられるし、☆のついたタスクさえ完了すれば今日のゴールは達成したことになるので他に完了していないタスクがいくつあろうと「未完了のTODOから不必要なストレスを生む」を感じなくて済む。

☆[] タスク1
 [] タスク2
☆[] タスク3
 [] タスク4
 [] タスク5

とりあえずやろうとおもっているタスクを思いつくだけ書いて、今日やるべきタスクのチェックボックスの左に☆を付けるだけ。これだけ☆のついたタスクに集中することができている。