2017/08シーズンのイングランド・プレミアリーグが開幕し、今シーズンはDAZNが各節、最大5試合中継することになった。スポナビライブは引き続き、全試合中継。
http://media.dazn.com/press-releases-ja/2017/08/09-2/
スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、世界最高峰と称されるイングランドのPremier League(以下、プレミアリーグ)を2017年8月12日(土)より、毎節最大5つの注目試合をライブにて放映いたします。
プレミアリーグという視点で、DAZNとスポナビライブのどちらを契約するか、あるいは両方契約するか考察してみる。
リーグ戦を網羅するならスポナビライブを契約
DAZNで中継される試合がどのように決定されるかわからないが、中堅クラブ以下の試合を網羅するのは恐らく難しい。そして現在プレミアリーグはトップ6と呼ばれる優勝争いするクラブがあり、直接対決がなければ、最低でもマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティ、トッテナムのどれかの試合は中継から外れることになる。トップ6のクラブでもリーグ戦を網羅するならスポナビライブを契約するしかないと思われる。
リーグ戦とカップ戦を網羅するなら両方契約
FAカップ、EFLカップはおそらくDAZNでしか中継されないのでリーグ戦とカップ戦を網羅するならスポナビライブとDAZNを契約することになる。ただし、DAZNで全てのプレミアリーグのクラブのカップ戦が網羅されるのはよくわからない。
チャンピオンズリーグを視聴する場合はスカパー!オンデマンドを契約しないといけなくなるので、カップ戦を妥協する人も出てくるだろう。
DAZNだけ契約する
特に贔屓のプレミアリーグのクラブがなければ、DAZNのみで良いのかもしれない。
個人的な感想だがDAZNの実況・解説の方が質が低く聞こえた。てっきり、スポナビライブとDAZNで同じ解説・実況だとおもったが違っていた。
スポナビライブの方はJ SPORTSの実況・解説陣が担当しているので聞き慣れているというのもあるが、好みや慣れの問題ではなくDAZNのアルビオン 対 マンチェスター・シティ戦は知識の差や事実誤認があまりに酷く、聞くに耐えなかったのでスポナビライブで視聴したら安定のベン・メイブリーさんで知識の量が段違いだった。
特に価格に大きな差がないのでDAZNのみ契約するというユースケースは、Jリーグの視聴がメインで契約して、プレミアリーグはビッククラブの中継のみを見るというようなパターンに気がする。プレミアリーグに重きをおいてない人であれれば実況・解説の知識の量はそれほど気にならないだろう。
まとめ
今回はあくまでイングランド・プレミアリーグだけに絞った考え方なので、他のリーグやスポーツも見たいのであればそれぞれのサービスの価値も変わってくる。
ただプレミアリーグの優先度が高く、どこかのクラブのサポーターであれば、リーグ戦を網羅できるスポナビライブは外せない。カップ戦も網羅したいコアサポならそこにDAZNも合わせて契約するという形になるが、スカパー!オンデマンドも合わせて契約する場合にDAZNを妥協することも考える必要がある。
DAZNだけを契約できるのはJリーグの優先度が高く、ビッククラブの試合を抑えられば良いというような層になると思う。
各サービスが競争しているのは良いことだが、プレミアリーグファンが契約を一本化できるのはまだ先のようだ。