早起きを習慣化するかどうか

早起きについては今まで本をいろいろ読んだ挙句、「夜型でも機能するならそれでいいじゃん」と実践していない。

そんな中、習慣化コンサルタントであると古川さんの本があったので読んでみた。

この人の本ならもしかしてできるのでは、という淡い期待がある。「やめる習慣」と「続ける習慣」の内容にそっている。早起きにフォーカスした本を別に出しているのは、早起きというのは習慣化の中でも最も難しい部類に入るためのようだ。

あらゆる習慣の中で、早起きはとても難易度が高いものの1つです。なぜならば、起きる時間と寝る時間は、複雑な習慣がつながった結果決まるものだからです。ここが、学習の習慣や片付けの習慣などと違うところです。仕事の習慣、人間関係の習慣、家族との時間、平日と土日のリズムの違いなどは、必ずしも自分ですべてコントロールできません。

本の特徴としては早起きの前に早寝をするため、「夜更かしをやめる」習慣をつけるというところに着眼点を置いているところ。筆者は習慣化は並行して行わない方がよいということから、まず早起きの習慣化をつけてから、朝何かをするという習慣をつけることを提案している。朝ジョギングするという習慣化をやろうとすると「今日は雨が降っていてジョギングできないから早起きしなくてよい」という風に共倒れになってしまうためである。

そろそろ新しい習慣化に取り組もうと考えているのだけど、やりたいことがいろいろあるのでどうしようかな。

私たちは早起きをしたいと思いますが、それは手段であって目的ではありません。本当の目的は、「もっと充実した生活を送りたい」「効率的な生活を送りたい」「人生を豊かに生きたい」など、理想の生活習慣を手に入れることが、究極の目的だと思います。