日本のワールドカップメンバー発表が他国と違う

先日日本のブラジルワールドカップのメンバー発表が行われ、他の出場国も続々とメンバーが発表されてニュースになった。今更気がついたけど発表の仕方が違う。

ブラジルやヨーロッパの国などの発表を見ていると代表 候補 メンバー30名を発表している。一方、日本は23人のメンバーと、7人の予備メンバーを発表した。レギューレーションを見るとどうやら日本の方が例外的なようだ。

2014年5月13日が予備登録(上限30人)の締め切りで、この日までに出場国はFIFAに予備登録メンバー名簿を提出する。予備登録された選手は5月19日から25日まで疲労回復の為、クラブでの試合出場を禁止される(但し、5月24日のUEFAチャンピオンズリーグ 2013-14決勝を除く)。本大会開幕10日前の6月2日が本登録(上限23人)締め切り。本登録23名は予備登録選手30名の中から選ばれ、23名中3名はGKを登録しなければならない。

Wikipediaによると選手登録は上記のようにあって、現時点で23人を絞り込む必要はなく予備登録30人を提出すれば良いらしい。

記憶が薄れていたが調べたところ前回の岡田監督のときも予備登録の時点で23人のメンバーを決めていて、これは監督の意向というよりも日本の方針で、それには過去の「外れるのはカズ、三浦カズ」が影響しているんじゃないかという気がする。

今30人で発表したら、あとで7人を落選させないといけなくなる。であれば一気に23人と7人を決めた方が良いのではないかという考えだ。監督の中ではだいたい23人は決まっているだろうし絶対的なキープレーヤーが怪我で間に合うかどうかという瀬戸際でなければギリギリまで引き伸ばさなくてもという気がする。

実際のところはどうかわからないし、他の国も選手23人には報告がいっているのかもしれない。しかしこうした日本のメンバー発表に過去のドラマが含まれているのだとしたら感慨深いものがある。