最近Google Chromeのアカウント切り替えを活用するようになった。よくよく調べてみるとGoogle Chrome 16、つまり一年前にはリリースされていた機能なのだが目に止まったのは数ヶ月前でなにやら右上のアイコンか何をクリックするとアカウントが切り替えられるようになっていた。
このアカウント切り替え機能がなかなかの作業効率を生み出してくれている。
Retina MacBook Pro(私物)を購入してから調子に乗ってこれで仕事のコードも書いたりしているのだけど(上の人が良いって言ってるんで規則的な話は知ったこっちゃ無い)もともと私物のマシンで開発をしたくなかったのはアカウントがごっちゃになるという点だった。例えばiOS Developer Programにしても個人のアカウントと会社のアカウントを持っているのでそれがごっちゃになって混乱してしまう。混乱しないようにSafariとChromeを使い分けたりもしていたのだがそれはそれでわかりづらい。もちろんChromeのアカウント切り替えがその問題のすべてを解決してくれるわけではないけれど、アカウントに設定できる画像やChromeのテーマによってある程度は関連を理解することができる。
仕事に割り込んでも割り込ませない
調子になって仕事用に取得したGoogleアカウントでGmailアドレスを取得し、会社のメールアドレスをGmailで読めるようにした。.fowardで転送とかそういうことをしなくても今時のウェブメールはPOP/SMTPに普通に対応したメールクライアントになっているようだ。確かにこうなってくるとThunderbirdも新機能の開発辞めたくなるよな。
もともと会社のメールを読めるようにしていなかったのは、そのためにメールクライアントをインストールするのが面倒という点と、仕事のメールなんかプライペートで見たくないという点だった。前者はGmailが解決してくれる。後者はどうか。
実は仕事のメールなんかプライベートで見たくないというのはよく考えると正確じゃなくて、私物のマシンで開発できる時点でプライベートな時間に仕事ができる環境をすでに許している。重要なのはそれをするかどうかを決めるのは自分であって、会社であったりプロジェクトの都合ではないというところにある。
つまりメールにしても俺が読みたいときは読むけど、会社のメールが勝手に割り込んでくることは許さん。ということである。これもアカウントの切り替えによって守ることができて仕事の割り込みをさせたくなければChromeのアカウントを切り替えなければ済む話だった。
アカウント切り替えのショートカット
Windows のキーボード ショートカットによるとCtrl+Shift+M、Mac のキーボード ショートカットによると⌘-shift-Mでアカウント切り替えのポップアップが表示されるので上下カーソルを使って選択し、切り替えることができる。ウインドウを見失ったときはこれを使うのが良さげ。