正直今週は WWDC 2012 <<< EURO 2012だったのでいまさらながらWWDCでどういう発表があったのかを追ってみる。 WWDC 2012 - 噂どおりにRetina搭載MacBook Proが登場 http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/12/wwdc01/index.html
WWDC 2012 – Siriの機能拡張&iPad対応、マップ刷新など新機能盛りだくさんの「iOS 6」
http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/12/wwdc03/index.html
PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20120615_540425.html
iOS 6 の新機能、iPhone / iPad / iPod touch 機種別対応リスト
http://japanese.engadget.com/2012/06/12/ios-6-iphone-ipad-ipod-touch/
WWDCで発表「されなかった」ことのまとめ
http://www.gizmodo.jp/2012/06/wwdc_10.html
個人的にはiPhone5とRetina対応MBP13を期待していたので今回の感動は少なかった。MBP15だとどうしても持ち運びが苦しく、今つかっているMBA13だと自宅では外部ディスプレイにつないで使うことも多いのであまり解像度の問題は気にならない。買い換えるかどうかは山ライオンのモデルがでてからまた考えようと思う。
iPhone5がでたらもういい加減、ガラケーから乗り換えようと思っていたのだがどうやら出るとしても秋以降となっているようだ。おそらく乗るであろうiOS6がまだ発表されたばかりなので順序的には仕方がないところだろう。
iOS6に関してはどんどんプラットフォームの侵略が広がっているなという印象。iOS5ではtwitterの機能が搭載されていたし、アプリを入れなくても沢山のことができるようになっている。この流れは当然といえば当然、iOSをバンドルするのはAppleのデバイスしかないのだからAndroidのようにベンダーの拡張に頼ることはできず、いくら外の開発者がアプリを開発できるといっても自分(Apple)たちがユーザ体験を向上しなくてよいという理由にはならない。アプリ開発者としてはこのへんのAppleの動向を踏まえながら開発していかなくてはならない。
個人的にインパクトがあったのは以下の数字。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20120615_540425.html”>現行のiOS 5が、およそ80%という高い比率で利用されている点を挙げている
対照的に皮肉られたAndroidは、最新の4.0(Ice Cream Sandwitch)ユーザーが7%にとどまる
最近、Androidに対する気持ちが薄らいできたのだがとにかく機種やOSのバージョンの差が大きすぎる。しかも現在も2.x系が主流の状態である。アプリケーション開発者としては新しいOSの機能をつかって何かをしたいと思っても対象となるユーザがいなかったり、過去バージョンを救うためにいろいろなことをしないといけないということではしんどい。Appleの場合、新しくアプリをつくるならiOS5向けに作れ、とドキュメントか何かに書いていたがAndroid側はそういった話はあるのだろうか。
多くのデバイスベンダーは新規デバイスや、既存の出荷したデバイスに対するAndroidのOSのアップデート対応に追われていると思う。システムアップデートはユーザも望んでいることだしそこに雇用が発生するということは良いことだとは思うのだが、果たして世界中のベンダーがそうやってAndroidのOSアップデートに勤しんでいるのは正しい姿なのだろうかと思うことがある。