テレビ局が異常だと思うところ

震災以降、みんながこの国のあり方について考えるようになったと思う。その中で徐々にテレビ局のあり方について疑問視されているようになった気がする。ネットで某テレビ局が叩かれているようだ。

個人的な意見でいうと、使われる側である俳優がテレビ局を批判して何らかの反撃があるのはやむを得ないと思う。ただサッカー選手がFIFAを批判するようなものと考えるとクラブを解雇に相当する仕打ちは少々やりすぎな気はする。

また他国の文化をリスペクトしてそれを報道するのはなんら構わない。テレビ局がそれを素晴らしいと思えば一日中放送したって構わない、ゴリ押しするのも好きにすればいい。見たい人が見ればいい、見たくない人は見なければいい。その意見は案外、的を得ていると思う。現代社会において娯楽や報道はひとつのテレビ局に頼らなくたっていいんだ。

ただし・・・

これはあるテレビ局のフィギアスケートの放送の歴史である。

2007世界フィギュア   安藤優勝  君が代カット
2008世界フィギュア   真央優勝  君が代カット
2009世界フィギュア   ヨナ優勝  韓国国歌ノーカット放送 (!?)
2010世界フィギュア   真央優勝  君が代カット
2011世界フィギュア   安藤優勝  震災の日本応援演出カット

さらにサッカーでの「韓日戦」報道である。彼らの言い分はホームを先にもってくるのはサッカーにおける通例だからだそうだ。それならなぜ2002ワールドカップは韓日ワールドカップと言わないのか。あまり気にすることはないだろうが日韓ワールドカップの正式名称は2002 FIFA World Cup Korea/Japanだ。韓日ワールドカップというのはあまりにおかしいため国内表記に限って日本を先にすることが許容されていたはず。(そのうち正式名称を根拠に韓日ワールドカップといいそうで怖いが)

ようするにどちらが主であるかは関係なく、国内において「日」を先にもってくるのは常識的なものだと思われる。違和感のあるあの「韓日戦」というのは何らかの力が作用して意図的にやっているとしか判断がつかない。

ここまでくると他国の文化をリスペクトとかそういう次元じゃない。この明らかな韓尊日卑な報道が異常だと思う。さらに言えば、いまだに続いている民尊自卑な政党報道も異常だ。テレビに惑わされない判断力が必要な時代になってきている。