Movable Type Open Source 4.2のリリース候補版が公開されています。
http://www.movabletype.jp/beta/42/
変更点として、大幅なパフォーマンス向上があげられています。そう言われたら試すしかないというわけでローカル環境でテストしています。
いろいろ問題が起きたのでsixapartさんの方にレポートしました。多くが追加したプラグインによる悪影響なものや、タグのパラメータの使い方によるものでおそらくデフォルト環境で使っていれば見つからないであろう問題ばかりだった気がします。
MTOSはOpen Source以前にPerl/PHPのスクリプト言語なのでソースは普通に見ることができます。そんなわけでかなりデバッグに近い作業もしているのですが、だったらOpen Sourceに参加しちゃえば良いのでは・・・という気もしてきたのでとりあえずMTOS-devメーリングリストに参加しました。
ちなみに現在のkwLogではMTOSではなく、個人利用での有償版のMovable Type(日本では個人利用に限り無償で使うことができる)。MTOSは基本的に、有償版のMovable Typeのコア部分がOpenSource化されたものなので、コア部分に含まれないいくつかの機能が有償版に比べると足りないということになっています。(例えばMTOSではカスタムフィールドが使えない)
ちなみに現在(2008/6時点)のsixapart社の見解ではMTOSのリリース後も引き続き、個人利用に限る製品版の無償公開は続けていくそうなので、日本に於いてはMTOSを使うよりも有償版のMovable Typeを使った方がお得なのかもしれません。
とは言え、ほとんどの機能はMTOSに含まれており、ない機能は追加すれば良いだけの話なのでコードに手を出せる人間にとってはMTOSの方がわくわくする気がします。というわけでkwLogは4.2からMTOSに移行する予定です。