最近またサッカー日本代表を真面目に応援するようになった。
2006年のドイツワールドカップの結果と中田の引退を受けてしばらくサッカーには興味が持てない時期が続いた。
オシムジャパンになっても、魅力的な選手が現れず、走る・走る・走るというキーワードが突然扱われよくわからない状態だった。
岡田監督が主任した時、正直なところ一瞬がっかりした。けれど不思議とがっかりは一瞬だった。
それは1998年のフランスワールドカップを思い出したからだと思う。ワールドカップ初出場は加茂監督が途中で更迭され、最終予選はぎりぎりでの達成だった。だから感動した。フランスワールドカップは一勝もできなかった。点差は一点差だったけど力の差は歴然としていた、でも日本サッカーが初めて世界へのスタート地点にたてたような気がした。
そして10年たって、日本ワールドカップ初監督の岡田監督の再就任。自分の中でなんらかのドラマ性がわき上がり、また日本代表を見ようと思った。ひょっとするとワールカップ出場をみざして応援していた当時の感情が舞い戻ったのかもしれない。
東アジア選手権は全部テレビ観戦した。3戦とも内容は良くなかったし、北朝鮮を除いて相手チームもそれほど良い状態にあるように見えなかった。それでも、中国戦は完全アウェーの中で逃げ切たし、韓国戦は早い段階でリードされたのに追いついた。就任してまだ時間がたってないし、けが人が多い中での結果なので評価できると思う。
内田や山瀬は、いろいろ否定的な意見も言われてると思うけど、時折光るプレー、それも得点の匂いがするところで感じさせてくれるので今後も使っていくべきだと個人的に思う。
今回使えそうな選手、使えなさそうな選手がわりとはっきりしたと思うのでオシムが選ばなかったけど、まだチームにフィットすればレベル的には十分代表トップクラスにある選手、例えば小笠原や小野あたりも一度試して欲しいと思う。山瀬とか見てると小笠原なんか代表でも普通に良い仕事しそうな気がするんだが。