Microsoftがクロスプラットフォーム向けにVisual Studioを公開した。と言ってもIDEというよりかはAtom Editorのようなエディタとなっている。Visual Studio Code
技術的にもAtom Editorと同じようなWebテクノロジーでデスクトップアプリを作ることによってクロスプラットフォームに対応しており、見た目や機能も似ている。Atom Editorは最近、徐々にUIがリッチになってきているんだけど、それが影響しているのが重くなっているのが気になる。結合した行数の多いcssやjsファイルを開こうとすると固まることが多い。Atom EditorがダメなときはSublime Textを使う、というのが常套テクになりつつあったんだけど今後は代替案としてVisual Studio Codeを使うということも検討していこうと思う。
Atom EditorやSublime Textを使うときにターミナルから起動することが多いのでSetting up Visual Studio Codeを見ながら設定してみた。OS Xの場合は.bash_profile
に以下を書くとターミナルから code
と打ち込んで開けるようになる。
# Visual Studio Code
code () {
if [[ $# = 0 ]]
then
open -a "Visual Studio Code"
else
[[ $1 = /* ]] && F="$1" || F="$PWD/${1#./}"
open -a "Visual Studio Code" --args "$F"
fi
}
最初うまく動かないと悩んでいたが、どうやらすでにVSCodeが起動しているとそのVSCodeがアクティブになるだけで起動引数に渡したパスを見てくれないようだ。そのうちバージョンアップして新しいWindowで開くように改善されることを期待しよう。
MicrosoftのサイトではVSCode
と略しているので、検索エンジンで検索するときはVSCode
を使い、検索される側もVSCodeと記載した方がいいかもしれない。Visual Studio Code
だと検索しづらい。
VSCodeはMarkdown Previewもビルトインでサポートしており、Atom Editorと良い競争相手になってくれそう。Sublime Textはなかなか3がリリースされず、どんどん厳しい状況に追い込まれている気がする。複数ディレクトリを開けたり、動作が軽いのでSublime TextはSublime Textで残ってもらいたい。