確定申告

確定申告をe-Taxで提出した。医療費控除と寄付控除のみ。

PaSoRi

住基カードと電子証明書は用意していて、PaSoRi RC-S380を購入した。環境はWindows 7 + IE 11。

しかしこのPasori、届いたときに電子証明書が読めることは確認していたんだけど今回FeliCaランチャー(常駐アプリ)が動いているとe-Taxから電子証明書が認識できないという問題に遭遇して惑わされた。

初回の特別控除できず

  • 住基カード 500円
  • 電子証明書発行 500円
  • RC-S380 2,752円

これらの費用はe-Taxの初回の特別控除で3,000円くらい相殺されるという情報を事前に仕入れていたんだけど 平成25年からその税額控除が無くなっていた。 なんでや。

医療費控除

領収書とかも電子化して送るのかと思っていたが、e-Taxの場合は省略できる。有名な話だが。ただし税務署から提出を求められることがあるので5年間保管していないといけない。

第三者作成書類の添付省略の制度
平成20年1月4日以後に、平成19年分以後の所得税の確定申告書の提出をe-Taxを利用して行う場合、次に掲げる第三者作成書類については、その記載内容を入力して送信することにより、これらの書類の税務署への提出又は提示を省略することができます。
 なお、入力内容を確認するため、必要があるときは、原則として法定申告期限から5年間、税務署等からこれらの書類の提示又は提出を求められることがあります。この求めに応じなかった場合は、これらの書類については、確定申告書に添付又は提示がなかったものとして取り扱われます。
(注) 平成23年12月2日より前に法定申告期限が到来する所得税については、原則として3年間です。

保管は3年という情報も散見するがそれは平成23年12月2日以前の話で、5年というのも今後どうなるのかわからない。

5年も持たされるなら出すわ。とか思ってしまうわけなのだが。

その他の罠

e-Taxは申告期間は24時間提出できると書いてあったので日曜日の夜中にやっていたら提出できなかった。

メンテナンス:毎週月曜日午前0時~午前8時30分を予定しております。

24時間ちゃう。

オンラインバンキングとかもよく毎週長時間メンテナンスしているけどあれは何をしているんだろう。

まとめ

準備に大分時間がかかったけど所得控除については源泉徴収票と領収書があればあとは入力していくだけなのでそれほど難しくはなかった。何度もe-taxの認証で利用者識別番号の入力を求められたり、保存機能が微妙だったりするのすべての入力項目はぜんぶ手元のテキストにしておいてコピペしていくのが良さそうだった。

今回、住基ID、電子証明書、e-Taxと社会のサービスを使ってみたのだがこれを作って運用するのに沢山の人やお金が投入されているんだろうなぁと思うと税金を回しているだけなんじゃないかと思わなくもない。

しかしe-Taxはパソコンに詳しくない人には辛いと思う。Javaとか電子証明書とかそんなITのワードと税金の単語がまとめてくると挫折してしまいそう。ITの分を理解できている自分でも後者の方で面倒になってしまっていたし。