Pebbleは自分でWatchアプリを開発することができる。PebbleのSDKかツールがPythonに依存しているようだ。OS Xの場合Install Pebble SDK on Mac OS Xにセットアップガイドがある。
ガイド通りに順調に進めていって sudo easy_install pip
あたりで「ん?」と思ったのだが手順ではシステムのPythonを使うようである。OS Xには標準でPythonやRubyがなどのプログラミング言語がインストールされている。
しかし自分の環境ではPythonをはHomebrewから入れていてしかも、何か環境がおかしかったのを放置していたので整理。
結論からいうと環境がおかしかったのは一部のファイルのパーミッションがおかしいという pip fails to upgrade distribute and pip にある問題だったので
cd /usr/local/Cellar/python/2.7.5/bin
chmod u+w easy_install* pip*
で解決した。
HomebrewにおけるPythonの注意事項は Homebrew and Python にまとまっている。Homebrewの場合Python formulaがpip
を入れてくれるので手順の sudo easy_install pip
は不要である。というかsudoで何かやるとファイルの所有者がおかしくなるおそれがあるので注意が必要。
またHomebrewでは pip install --user
が無効にされている。Homebrew自体がユーザ権限で使えるので--user
オプションは不要と判断して、依存モジュールのインストールは
pip install -r Pebble/sdk/requirements.txt
で行った。
まとめるとHomebrewの場合、「Download and install SDK dependencies」の件は
brew install python
brew install freetype
cd ~/pebble-dev/PebbleSDK-1.12/
pip install -r Pebble/sdk/requirements.txt
で良いのではなかろうか。