2010ワールドカップは無冠の帝王スペインの優勝で終わった。
治安だ、なんだ言われてたけど初めての南アフリカ大会が成功してなにより。それにしても初めてホスト国が決勝トーナメントに出られなかったわけなんだが、あんまりそこに突っ込んでいる人がいない気がする。タブーなのか。
スペインが欧州で強いのはEURO2008で分かっていることだけに、スペインxブラジル、スペインxアルゼンチンがやっぱり見たかった。ポルトガル、ドイツ、オランダと決してくじ運に恵まれたわけじゃないけどみんな欧州対決だからあんまり新鮮味がなかった。欧州が悪いわけじゃなくてアルゼンチンとブラジルに期待を裏切られたというべきなんだけど。
いい意味で期待を裏切られたのはドイツ。混戦になって優勝経験国のイングランド、イタリアあたりがダークホース的に優勝をさらっていくのではないかと大会前は予想していたのになぜそこに優勝経験国のドイツを当てはめなかったのか。
選手でいうとミュラーがここまでやる選手だとは思っても見なかった。日本でいうと香川クラスの位置づけだと思ってたんだけど、覚醒したのかな。もう少し早い時期に覚醒していたらバイエルンは、リベリー、ロッベン、ミュラーとインテルでも手に負えないすごいチームになっていたかもしれない。