昨日、日付的には一昨日の金曜日にSOMENの会に参加してきました。SOMENの会はソニーOB・OG(若手)で現在ベンチャーを経営されている、もしくはベンチャー企業に転進された方々の集まりです。
実際のメンツはというと経営者の方が多く、思ったより自分のようなベンチャーでものづくりに励むエンジニアは少ないようでした。
自己紹介プレゼンもあったので、仕事外で個人でつくっているものをデモしたのですが、久しぶりのプレゼンんでプレゼン能力の劣化に愕然とするぐだぐだっっぷりでした。。。反省。
うまく説明できませんでしたが、自分が考えるソニースピリッツとは
・誰もやらないことをやる。
・上司に隠れてものを作る。
であり、それはソニーを辞めた今も持ち続けたいと思っています。
世の中にはソニーを辞めて起業家でなくても、そういった志をもったエンジニアがいるんだというところを少しでも理解していただけたら、あの場に参加した意味はあったかなと思います。
今後、自分が起業するのかどうかはノープランですが、上記のソニースピリッツだけは忘れないようにしたいです。Web2.0という世界ができて、自由にものをつくって世界にリリースできたり、オープンソースでの活動もあり、エンジニアにとってはソニースピリッツが発揮できやすい状態にあるのは事実なのでなるべく速くこの状況を活かしたいものです。
さて、ゲストの大木さんのお話は非常に学ぶところが多かったです。そもそも・・・井深さんや森田さんを身近で見てきた人の名前のスピーチを聞くことが今までなかった気がします。井深さん、あるいは出井さんの本はいろいろと読みましたが、やはり本の活字よりもその時代を生きた人の生の声にはかなわないんだなぁとしみじみ感じました。
大木さんの話の中で、優秀な人は自分の足りない部分を知っている、井深さん、森田さんのように自分の足りない部分を補える関係が重要、といったたぐいの話を聞きました。
自分ももし起業するとしたら自分の力だけでは到底できないので経営ができる人が必要と以前から思っていましたが、大木さんの話を聞きながら、(失礼ながら)自分を井深さんにたとえると、森田さんのようなベストパートナーがほしいなぁと思ってしまいました。
起業家の皆さんに負けないよう、次回のSOMENの会にまでには何かしらの自分で作ったサービスを世の中にリリースしたいなと思います。