コメントシステムにおけるブログの世界観 vs SNSの世界観

Facebook コメントにしたら荒らしと同時に有益なコメントまで減ったらしいという記事を読んで、TechCrunch がコメントシステムを Facebook コメントから Livefyre に置き換えたというのを知った。真似したくなってWordPressプラグインでLivefyre Realtime Commentsがあるようなので導入してみた。その後、Facebookにブログの投稿をポストしたくなったのでFacebookのオフィシャルWordPressプラグインがあるようなので導入してみた。

Livefyreって個人のブログだと要らないかも

でもあまり気乗りしていないのですぐにやめてしまうかもしれない・・・と書こうとしていたが、Livefyreはすでに停止しちゃった。6 Reasons Why We Switched Away from Livefyreを読んでみてなんだかあとで管理が面倒なことになりそうな気がしたから。

よくよく考えると興味があるだけでLivefyreの機能はあまり必要がない。スパムは今のところAkismetの運用でなんとかなっているしリアルタイムな会話をコメント欄では求めてないしこのブログではその需要もないからおとなしくWordPressコメントデータで管理したほうがいいんじゃないかしら。個人のブログだとLivefyreやDisqusがそんな流行っている感じもないんだよね。多分コメント量が一定量を超えないと上記のコメントシステムはオーバースペックだから返って面倒なんじゃないかと思う。

Facebookのコメントシステムがそぐわない

コメント欄について考えるきっかけになったんだけど、以前からどうもFacebookのコメントシステムが気持ち悪いのよ。やっぱ世界観の違いかな。サイトにはサイトの世界観があるわけで、そこに実名で、職業や、地名入りでコメントが入ってくるていうのがなんかね、気持ち悪いんだよね。世間のサイトを見てなんか気持ち悪いなぁと思っていたら、しまったことにこのブログでもZenbackでFacebookコメントを有効にしてしまったために停止させた。あくまで世界観の混在が気持ち悪いだけでFacebookコメントシステムでコメントしてくれた人を気持ち悪いといっているわけではないのであしからず。世界観のあるドラマや漫画でいきなり実在人物が実名で登場してコメントしたらやっぱり変じゃん。

ちなみにFacebookコメントシステムでコメントしてくれても通知がこないんだよね。調べたらZenbackでもFacebookコメントの通知が来るように設定できますにあるように設定できるそうなんだけど、Facebookコメント使うと結局ブログのコメントと二重管理になるから世界観以前に面倒くさい。ないわー。

Jetpackコメントを使う

結局世界観や運用のことを考えると単に認証だけ外部からもできるようにしてシステム自体はWordPressのものを使うのがいいんじゃないかっていうところに落ち着いてJetpackコメントを使うことにした。導入はこちらの記事を参考にさせていただいた。【WordPressのコメント欄をTwitter,Facebookなどソーシャルにも対応したJetpackコメントにしました】アカウントを持っていれば即コメントできる

以前からコメントでメールアドレスが必須なのが気になってたんだよね。本当の情報を入れる必要はないわけだけどメールアドレスとTwitterのアカウントだったら後者のほうが敷居が下がると思うんだ。メールアドレスだとそれで終わるかもしれないけどtwitterアカウントならそこから交流がうまれるかもしれないし。正直Twitterでブログを引用してもらっても相手が勝手にしていることだからフォローする勇気とかなかったけどブログにコメントしてくれるくらい近づいてくれるならちょっと頑張れる気がする。

ブログからSNSを試行錯誤

Facebookの世界観はブログに持ち込みたくないけど逆はいいよね、と思っていて一方的にブログの投稿をFacebookにpushしてみるってことを試してみようかと思う。コメント欄にしても投稿にしてもブログとSNSの併用をどうするかっていうのもまだ試行錯誤中なのでまた方針や運用が固まったら記事にするつもり。できればJetpackだけで運用できたらいいなとは思っている。