スリープトラッカーのNokia Sleepをようやく数日間、使えたのでファーストインプレッションレビュー。絶対に買うと意気込んでいたものの、発送が発売日から1週間遅れて、さらにアマゾン配達業者のミスにより受取に時間がかかり、少し出遅れてのレビュー。
価格は¥14,990となっているけど、個人的には買いだと思う。
開封からセットアップ
▲思っていたよりパッケージはコンパクト。枕くらいの箱を想像していた。
▲広げても結構小さい。ダブルベットで夫婦が寝た場合にそれぞれを計測することを想定しているからかも。
▲重たいマットレスの下に敷く。特に説明書に「重いマットレスの下に置かないで」という注意は無い。そもそも、その上に大人が乗るのだから大丈夫か。
Nokia Sleepは乾電池や充電には対応しておらず、電源が一つ必要になる。USBケーブルがそこそこ長い。僕のベッドでは真横にコンセントがあるのでむしろ長くて邪魔だった。
配置位置は、縦方向は身体の胸の下を横切るように、横方向ではUSBケーブルがベッドの外の出るようにということなので、それに従って配置。胸の下ということで心音などをチェックしているのかもしれない。
Nokia Sleepのセットアップはスマホから行う。すでに「Heath Mate」というiOSアプリは入れていたので、Heath Mateを起動すると「Nokia Sleepを検知しました」と表示され、そのまま流れに従ってBluethothのペアリングとWiFiのアクセスポイントの設定を実施。WiFiのアクセスポイントは5GHzは使えないので2.4GHzのアクセスポイントを指定する必要がある。ステルスのSSIDでも問題はなかった。
ちなみにNokiaのBody Cardio(スマート体重計)と同じく気に入っているのが、このWiFiに直接繋がる所。測ると自動でインターネット上にアップロードしてくれる。ペアリングしたスマホといちいち測定データを同期する必要がなくて、面倒くさがりの僕には相性が良い。
初期設定に10分かかるので音がなるまで離れて待つ。おそらく、人が乗っていない状態の布団とマットレスの重さを設定しているのだろう。布団の環境が変わったらこの初期設定をやり直してくださいと書いてあった。
気づけば10分以上過ぎていたが、他のことをしていたからか、完了音は聞こえなかった。困ったのが就寝しないと、ちゃんとセットアップできたか確認できないところ。
IFTTTでHueの丸いブリッジと連携できない
布団に入ったらHueのライトを消すというIFTTTを設定して、動いているか確認しようと試した。残念ながらHueの丸いブリッジには対応していないらしい。
Hueのブリッジには丸(ラウンド)型の第一世代と、四角(スクエア)型の第二世代のものがある。僕が使っているのは第一世代のものだ。IFTTTで設定しようとすると、Hueのライトのシーンを選択するところでエラーになり、Hueの新しいアプリをつかってくださいというメッセージがでる。この新しいアプリというのは第二世代用に合わせて出たものなので、第一世代ではできないのだろうと判断して諦めた。
計測結果
実際に寝てようやく動作していたことが確認できた。
1日目
- 地球の近くの星が爆発するという謎の怖い夢を見て目が覚めたが計測されていない?
- スヌーズの目覚ましを止めたあと二度寝したが計測されなかった(目覚ましを止めるのにベッドから出ている)
2日目
- 夢を見て途中で目が覚めたらしい、夢の内容は覚えていない
- スヌーズで20分毎の二度寝、三度寝が計測された
3日目
- 夢を見て途中で目が覚めたがらしい、夢の内容は覚えていない
- スヌーズで20分毎の二度寝、三度寝が計測された
まとめ
今週は若干の体調不良から、毎日何かしら夢を見て夜中に目が覚めていた。その後にすぐ眠りについていたが、夜中に目覚めたことがトラッキングされている。初日は2度寝などがうまく測定されなかったが、2日目、3日目とちゃんと測定されていたのでなかなかの精度だ。説明書を見るとダブルベットで片側に敷くような絵があるので不安だったが、シングルベッドで横に敷いても問題なくトラッキングでできている。
深い眠りに入れなかったことで睡眠スコアが低い。単純に時間だけで評価してはいけないことに気付かされる。まだNokia Sleepも改善の余地があるだろうが、そこそこの精度で1万5千円で睡眠スコアがチェックできるなら買い。最近、カロリーや糖質など食べ物に関してはみんな気にし始めているが、睡眠に関しては僕らはまだまだ無頓着すぎる。Nokia Sleepで他の人と差を出せるなら十分投資してよいと思う。
Hueの四角いブリッジを買う気になったので次は他のデバイスとの連携を試す予定。