Apple WatchでGoogleカレンダーの予定を見るアプリ

Apple WatchでGoogleカレンダーの予定が見れるアプリとして Tiny Calendar を使い始めることにした。

iOSのAndroidと比べた場合の数少ない不満としてOSデフォルトのカレンダーとGoogleカレンダーと連携が貧弱なところだ。仕方がないのでこれまではサードパーティ製のCalendars by ReaddleというGoogleカレンダーの予定を同期して、Googleカレンダーの予定を見やすく表示してくれるアプリを使っていた。

このアプリは時々同期が行われない以外は気に入っていたのだが、Apple Watchアプリに対応していないため、Apple Watch上でGoogleカレンダーの予定を表示できるアプリを探し、 Tiny Calendar を使うことにした。

Apple Watchで予定が見れるようになって便利になったが、いくつか問題も見つかっている。Apple Watchのアプリが通信しているのはiOS側のTiny Calendarアプリであるため、まずiOS側でTiny Calendarを起動して予定を同期しておかないといけないというところである。つまり、朝起きてApple Watchで予定を確認しようと思うと、まずiPhoneでTiny Calendarを起動して最新の予定を同期しておかないといけないので「いやその時点でiPhoneで予定見るわ」となってしまう…

予定が増えていないのであればこの「まずiPhone側のTiny Calendarの予定を同期する」手順は必要ないとも言えるが、予定を忘れないためにアプリに頼っているわけなので昨日から予定が増えていないかどうかを記憶や予測に頼るわけにはいかない。

もう一つ、以前から感じていた問題で開始5分前の通知が来る予定と来ない予定があるところ。いろいろ試してみたがGoogleカレンダーのデフォルトの通知設定がモバイルには効いてないように見える。Googleカレンダーのヘルプにはデスクトップとモバイルで通知設定は共通のように書いてあるのだが、新規に予定を追加してデスクトップPCのブラウザで予定を見ると5分前の通知が設定されているが、モバイルのGoogleカレンダーアプリで見るととリマインダ通知が設定されていないのである。

基本的に予定はデスクトップPCから追加していることが多いが、それからモバイルのGoogleカレンダーアプリでリマインダの通知を追加すると通知が来るようになった気がする。

Apple Watchの通知も結局はiPhoneアプリ上の通知なのでこちらも、iPhoneでTiny Calendarを起動して通知設定を含めて予定を同期しておかないといけない。というわけで少し前準備設定が面倒だが、会議やら個人的なTODOをスケジュールにいれておくとApple Watchが通知してくれるので記憶に頼りたくない自分はその準備をするだけの価値は十分になると思う。