かなり前にELECOMの液晶用ウェットクリーニングティッシュでMacBook Pro Retinaの液晶ディスプレイを拭いたらディスプレイがおかしなことになった。この現象は液晶コーディング剥がれというものらしい。
新しいMacBook Proを買わないかもしれないので直そうかと調べてみたら1年前くらいにこの問題の無料修理がされている。MacBook Pro Retinaユーザ全員に知らせてくれればいいのに・・・と思いつつゴネたらなんとかなるんじゃないかと思ってジーニアスバーに予約。結論から言うとゴネる必要もなくあっさりと無料交換してもらえた。
Apple Storeの店員さん曰く、MacBook Pro Retinaの液晶コーディング剥がれについては保証期間が過ぎていても初回に限り無料でディスプレイ交換を行っているとのこと。この問題は起きるユーザと起きないユーザがいたり、1年、2年後に突然おきるなどまだ現象がはっきりしていないので調査中らしい。だから全ユーザには通知していないという論理には腑に落ちていないのだが無料で直してもらえるので特にそれ以上は突っ込まなかった。
在庫があるとのことで1日で修理してもらえたが、そう言えば表参道のApple Storeはショップに修理コーナがあるみたいなことをオープン時のニュースで聞いた気がする。
内蔵ディスプレイのパーツだけ交換されると思っていたのだが、蓋全体が取り替えられて戻ってきたのでステッカーは全部張り直しになるので貼りたくっているエンジニアは注意が必要。
Beforeの写真を撮り忘れたので比較が出来ないが、交換後のディスプレイの方が輝度が上がり、より見やすくなった気がする。(追記: 修理後のディスプレイ輝度の設定がMAXにされていただけで輝度上がったと思ったのは気のせい)店員さん曰く、新しいディスプレイは液晶コーディング剥がれも起きにくくなっているとのこと。とは言え問題が完全に起きなくなるわけではないのでメガネのレンズ拭きで使うようなマイクロファイバー素材の布でディスプレイを掃除することを勧められた。あとはキーボードをPCクリーナーで掃除したあとに蓋を締めてしまうとディスプレイに溶剤が付いてしまう恐れがあるので注意ということも教わった。いろいろ怖いので普通に液晶保護シートを貼ってしまおうと思う。
液晶ディスプレイが新品になり、いよいよ新MacBook Proを買う気が無くなってきた。