前編からの続き。
新、渋谷オフィス
今回のタイミングで引き受けたメリットとして、移転した渋谷オフィスにお伺いできるというのがあった。何せ近い。自転車で余裕と思っていたが残念ながらの雨。電車。渋谷駅西口からすぐのところにある。楽器店が集まっているところと言えばわかる人はわかるだろう。
住所を聞いてたときにマンションの一室ということだが、管理上、会社の名前を言わないと入れないようになっている。会社の名前はIncrements(インクリメンツ)。漠然とインストルメンタルみたいな感じだったとしか覚えていなかったのでググりました。++はそういうことだったのかと初めて気づいた。
部屋の番号がなかったので不安になったが、インターフォンにKobitoくんがいたのでここだろうと確信した。海野さんが応対。入って左がミーティングルームで、ドアが閉まっていたが右側が恐らくオフィスになっているようだ。601号室のわかりにくさは伝えたので改善されるはず。
開発で困っていること全般
Qiita, Kobitoの話と身構えていたけど、Increments社は「プログラマの誰もが楽しくプログラムを書いて、いろんなモノを生み出すことができる世界の実現を目指す会社」であって、よくよく考えればQiita, Kobitoは一つの側面でしかない。
というわけで前半は普段の開発スタイルや開発で困っていること、後半はQiitaやKobitoに関するお話、ということになった。
前半は話せる範囲で話したが、文化や心構え的なことが中心になってあまりツールやプロセスで解決するようなことは話せなかった気がする。逆にいうとそういうことで改善できるようなレベルにまでいけていないということなので精進しないといけない。
Qiita, Kobitoの話
日常的に使っているKobitoを中心にいろいろ要望を聞いて頂けた。事前にメモを送っていたので、どういう時にどいうことを解決したくてそれが要望になっているかを伝えることができた。
メモが沢山あって管理できていないので、管理や検索が中心になった。話しながら「タグ一覧とタグごとのノートの数がわかる嬉しい」(完全にEvernoteから来ているが)といったアイディアも浮かんだ。
あんまりQiitaで検索しようとしないから、StackOverflowやQiita,GoogleGroupsを横断的に検索できたら嬉しいとか無茶なことも言ったりした。
その他Kobitoに沢山ノートがあってこれが無くなると辛いのでクラウド同期によるバックアップや、Cmd+S かウインドウが非アクティブになるタイミングで保存されるとのこと、一回保存されずに消えたノートがあって心が折れた話をして自動保存があると嬉しいなどという話をした。
まとめ
インタビューはきっちり1時間で終了。なんとか有用な情報は提供できた気がする。
最初は質問と回答だけなら文章だけでいいのではと思っていたけど、なかなか文章だけでは問題の本質を伝えるのは難しいのでこういうインタビューはやはり有用だった。
しかし、こういうことができて羨ましい。何せインタビュアーが同業者なのだから他のサービスに比べるとやりやすい気がする。