パソコンの買い換え控え

ソニーがPC事業部を売却する・しないというニュースが流れた。VAIO事業部はコストカットか何かで長野かどっかに移転した記憶があるのでまぁその行き着く先なのかなという感じはする。もうパソコンというかWindowsPCは儲かる分野ではないのだろう。

去年はパソコンを買い換えなかった。MacBook Proを買い換えそうになったが今のが十分に使えるので見送った。WindowsPCはWindows8の開発をするために少し考えたがあまりモチベーションが上がらずこちらも見送り中。

コンピュータの世界はコンテンツの扱いと共に進化していくとも言われる。テキスト→静止画データ→音声データ→動画データといったように。多くの人はインターネットができて動画が見ることができれば十分だろう。そしてそれくらいなら3年前のパソコンでもまかなえる。Windows7がリリースされたのが5年前だもの。

昔なら3年くらい前のパソコンは使い物にならないくらい遅かったのだが、動画を扱えるようなレベルになるとムーアの法則による計算機の向上は普通の人にはオーバースペックで必要がない。僕のような開発者か、あるいは動画編集なりゲームのために計算処理が必要な一部のユーザを除けば、最早パソコンはテレビ並に使えなくなるまで買い替えなくてもいいものになっている。需要が下がる上、マイクロソフトだのインテルだのパーツの費用がかかるのだからたまったものではない。

10万くらいのPCで3年くらい普通に使えちゃうんだから、もうPCを差別化して利益を出すという時代ではないみたいだ。悲しいが仕方がない。