Chromecast Preview SDKと格闘

Chromecast Preview SDK(Google Cast SDK)とと格闘しつつ、iOSのサンプルアプリを動かせたのでQiitaにアップした。これを書いてるうちにPreview SDK 1.0.1がリリースされてしまったのでこの内容はPreview SDK 1.0.0での内容となる。

Chromecastは1ShopMobile.comで購入。いつもお世話になってます。

Chromecast開封の儀

パッケージはすごくシンプルでこの中に小さな説明書とケーブルがある。電源供給はUSBから行うという仕様。iOS/AndroidアプリだけでなくPCからも連携できてYouTubeサイトから動画をChromecast経由でテレビに移したりできる。またChrome拡張機能を入れるとPCのChromeで表示しているページをChromecastに飛ばすことができるのでニコニコ動画のページを表示することも可能である。

Chromecastでニコニコ動画

単にPC(Chrome)の画面を出力するならAppleTVと同じではあるし、PCから操作しないといけないという不便さもあるが3,500円程度で販売されるなら買いだろう。

PCで操作が不便ということならiOS/Androidから操作できればよい訳でSDKを使って実装するという話になり冒頭の格闘に戻る。

すべての罠にひかかったんじゃないかとうくらい嵌った。Preview SDKはシリアル番号やURLを申請して使う必要があるのだけどまずシリアル番号の1とIを読み違えて出鼻をくじかれた。申請時に目視確認したのに間違えた。幸い0とOは混じってなかったが混じっていたら区別がついたかどうかはわからない。

その後も設定を変えないとダメとか、ChromecastがGoogleのDNSサーバを直接見るからMacで実行してるウェブサーバにうまくにつながらずその原因に気がつくまで四苦八苦したり、いろいろわからないのでAndroidのサンプルを動かしてみたらiOSと手順ちがうじゃねーかよということでRecieverアプリ側にもAppIDの設定が必要と気がついたり散々だったがちゃんと動いた。でもまぁ、Preview版とかBeta版を使う時はこういうことはよくあることで挫けて諦めたらそこで試合終了ですよ。

ChromecastDemo

残念ながらChromecastはHTTP Live Streamingをサポートしていないということで今作っているガラポンTV iPadアプリの動画をChromecast経由で画面に映すということは頓挫しているのだがChrome拡張機能のようにページをビットマップか何かで送信することがSDKで可能なら無理やり映すことはできると思われる。