というわけでWordPress 3.6がリリースされたのをキッカケにたまっていたリクエストに対応してAmazonJS 0.2をリリースしました。
変更点
- 子テーマでもカスタムCSSとカスタムスクリプトを読まれるようにした
- フラットUIよりなスタイルにした
- IE8の画像表示されない問題の対策した
- 通信エラーのときのエラー表示の改善
まず子テーマでカスタムファイルが使えなかった問題はget_bloginfo('template_url')
を使うと子テーマではなく親テーマの方のパスになってしまうことに起因。子テーマのパスを使うにはget_stylesheet_directory_uri
を使う。ドキュメントによれば子テーマを使っている場合は get_template_directory_uri
は親テーマのURI、 get_stylesheet_directory_uri
が子テーマのURIを返す。また1つ勉強になった。
WordPress 3.6でTwenty ThirteenがリリースされてフラットUIになったのでそれに合わせてbox-shadowやtext-shadowを止めることにした。基本的にはWordPressのデフォルトテーマに合わせたスタイルにしていこうと思うので変更したい場合は子テーマ+カスタムCSSなりで更新してください。
IEでダメなのは IE8で画像が表示されない!(twitter bootstarp のときなど) が原因。IE8とか使ってないから知らんかった。早くみんなIE10に移行しようよ。
通信エラーのときのエラー表示の改善ではWP_Errorが返ってきたらそのメッセージを表示するようにした。ちょこちょこAmazonの検索が失敗するというレポートがあるんだけど、WordPressの通信機能を使っていてそこはWordPressとAmazon間で通信していてこっちではなんともしがたいのでWordPressのエラーがあったらそれを表示することで利用者側で原因を調査できるようにした。
余談
それにしてもAmazonJSを結構使っている人がいてビビる。ブログを追ってみると2年半も前につくったみたいだけど当時のAmazonプラグインがあまり良い物がないという状況は変わっていないのだろうか。他にもプラグインがたくさんあったからニッチなプラグインでいいやと作っているところもあるのでこれがメジャーになるのはちょっと避けたい。
バージョン名を0.2にしてβ版をとったけど特ににバージョンに意味はないです。Product Advertising API自体の開発も止まっているみたいだし、自分としては現状の機能で満足しているので特に次のバージョンの予定がない。リクエストやバグレポートが溜まったらまた何かの機会に更新するかもしれない。
ツイッターウィジェット
ブログのコメントよりTwitterでmentionされたときの方が対応している感があるのでAmazonJSで検索したウィジェットを作ってみた。つぶやいてもらえると対応するかもしれないし、しないかもしれない。