久しぶりにChrome Extensionの開発でも再開しようと思って昔のプロジェクトをChromeで実行してみたらManifestバージョンを上げやがれという警告がでた。
この拡張機能をインストールしようとしたときに、次の警告がありました。
- Support for manifest version 1 is being phased out. Please upgrade to version 2.
リンク先の内容を読むと、Manifestバージョンを2にしないといけなく、1のままのやつは以下のような対応がなされるらしい。(2012/06時点)
Chrome 21 (Beta:2012/07上旬; Stable:2012/08中旬)
- Web Storeは新しいmanifest version 1の拡張機能をブロックする
- Web Storeは既存のmanifest version 1の拡張機能の更新を許す
Chrome 23 (Beta:2012/09下旬、Stable:2012/11上旬)
- Web Storeはmanifest version 1の拡張機能の更新をブロックする
- Chromeはmanifest version 1の拡張機能のパッケージングをやめる
2013/1Q
- Web Storeはmanifest version 1の拡張機能をウォール、検索結果、カテゴリページから削除する
- manifest version 1の拡張機能の開発者にはメールが通知される
2013/2Q
- Web Storeはmanifest version 1のすべての拡張機能を取り下げる
- 開発者には最終通知がメールされる
2013/3Q
- Chromeはmanifest version 1の拡張機能の読み込み、実行をやめる
これらをまとめると以下のようになる
- 開発者にはおおよそ2012年中にmanifest version 2へ対応することが期待されている
- 開発者が対応しない場合、2013年からユーザがmanifest version 1の拡張機能を見つけにくくなる
- 開発者が対応しない場合、2013年後半からmanifest version 1の拡張機能は使えなくなる
Manifest Version 1はChrome 18で非推奨になっているらしい。18とか言われてもしらんがな。Wikipediaによると
2012年3月28日 – バージョン 18.0 が正式公開 (v.18.0.1025.142)。
なのでManifest version 2にしたら動かなくなるというユーザはいないと考えてよいのだろうか。逆にmanifest version 2の拡張機能に更新されたら困る場合はChromeが更新しないようにしてくれることを普通に期待するが。
2012/07/07追記: マニフェストにminimum_chrome_versionが書けるのでmanifest version 2の拡張機能は”minimum_chrome_version”:”18″とすれば良いかもしれない。
まず現時点で通知しろや!と思っているのだがメールをすっ飛ばしているだけで通知はされていたのだろうか。あるいはChrome 21から始まっているだけにかなりタイムリーに見つけただけでこれから通知されるのかもしれない。
2012/07/04: 無事メールによる通知がきました
具体的に何をしないといけないかは後でまとめるとしてとりあえず対応しないといけないことがわかったことだけ記録。最近Googleは過去APIの切り捨てが厳しい。