ワールドカップで日本の敗北を望む人たちについて考えてみた

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世の中にはこんな本もあって、レビューでフルボッコにされていてかわいそうなような自業自得のようなところだけど、どうもワールドカップで日本負けろと言っていた人はちらほらいた。

カメルーン戦に勝ったとき「3戦全敗とか言っていた奴ら、ざまぁ!!!」と大人気なく思い、グループリーグ突破したときはm9(^Д^)プギャーというAAが適切すぎると思ったりもしたのだけど、完全に日本の勝利を願っていた方が有利な立場になったので、日本負けろと言っていた人をかってに分析して4分類してみた。

1. 不満から勢いで言った人

大半のサポーターをここに分類する。本当は日本に勝ってもらいたいし、そう願っていたのだけどあまりにもその戦いぶりに満足できなかったために「だったらもう負けてしまえ!」と勢い余って言ってしまった人達である。

しかし、ここに分類されてる人たちは本当は勝利を願っていた人達なので今となっては岡ちゃんすみませんでした!となっている人達である。中にはその自尊心から発言を撤回できず、あとにも引けなくなっていろいろな理由をつけて負けを願うような発言をし続けている人もいるかもしれない。

2. 長期的な視野からあえて厳しい意見を言う人

セルジオ越後氏などをここに分類する。本当に強くなって貰いたいが故にあえて厳しいことを言うサッカー界の当事者。実際には負けて欲しいというよりは、有耶無耶になるくらいならコテンパンに負けてしっかり敗北から学んで欲しいと思うことから負けるのもあり、と考える人達であ。

勝っても浮かれて欲しくないので、一定の評価はするもののまだまだ厳しい意見を頂戴してくれる。前代表監督のオシム氏もこの分類に入れてもよいかもしれない。

3. 日本サッカー軽視から言う人

コアなサッカーファンやサッカー評論家をここに分類する。日本がサッカーに盛り上がる前から欧州サッカーを見ている人達で、日本のサッカーはレベルが低く、見る価値はないと考えている。ずっとサッカーを見ているという優越感から日本のサポーターはニワカと捉えており、こんなレベルで喜ばれるのは癪に障るので日本負けろと願ってしまう。

ここに属する人たちは日本が世界から尊敬されるようなサッカー大国に成らない限りは満足できないので、日本が勝っても結果ではなく試合内容に難癖を付けてしまう人達である。

しかし、レベルに関係なく母国を応援できるという世界大会の楽しみ方を知らないある意味かわいそうな人達でもある。

4. 日本が嫌いだから言う人

一部のサッカー評論家にはレベルの高い欧州や南米のチームではなく韓国などの日本とそうレベルの変わらないチームと比較して日本の勝利に異議を申し立てる人がいる。ここには欧州傾倒、日本軽視の側面が見られないことからレベルの問題ではなく単純に日本が勝つことを望んでないと考え、ここに分類する。

4つの分類の中で正直どうにもらないのがここに属する人たちで、日本がどんなサッカーをしようが関係なくその内容を叩き、敗北を願う。欧州傾倒の人達は日本が強くなればネガディブな発言をしても1か2に分類できるようになる可能性を残すのだが、ここに分類される人はサッカーだけの要因ではここから抜け出せないと思われる。

というわけで勝手に分類してみた。異論は認める。