Amazon Product Advertising APIの開発者の気持ちになってみる

アカン、何回よんでもこの日本語が理解でけへん。

AMAZON アソシエイト WEB サービスの名称変更および署名認証についてのお知らせ

名称変更にともない、Product Advertising API にリクエストを送信いただく都度、認証のための電子署名を含めていただくことが必要になります。

なんで、名前が変わると署名が必要になんの?何ルール?いや、まぁ、わからんでもないけどさ・・・でも機能は同じなのに名前がかわると何で署名が必須になるの?ねぇ?なんで?そんな法律あんの?
なんでいきなり?っていう思いはあるし、やり方がずるいよ。しかもhtml(xml)とJavascriptから成るWidgetのアーキテクチャでは秘密鍵がテキストで埋め込んだまま公開しなくてはならない。いや、マジでWidgetの開発者をなめてんのか?と考えざるを得ないのだが、落ち着いて相手の気持ちになって考えてみよう。

世界で一番使われてるWebサービスはおそらくAmazonじゃないだろうか。しかし、Webサービスに限らずたくさんのユーザを抱えてしまうと互換性が足かせになり新しいことができないといった状態に陥る。

AmazonのWebサービスはずいぶん前からあるので、そういった開発者のフラストレーションは相当なものになっているのだろう。おそらく署名をつけてもらうのは本当の目的ではない気がする。Webサービスを使うユーザが多すぎてどうにもならない今の現状をリセットしたいだけなんじゃないだろうか。

たとえば自分の知っていたアクセス先はwebservices.amazon.co.jpだったのだが今回見るとecs.amazonaws.jpとかになっている。いつ変わったのか知らないが、署名対応でユーザはプログラムを最新の情報で書き直すだろうし、Amazonの開発者は新しいドメインで新しいプラグラムを動かせる。当然古いプログラム(署名なしリクエスト)でアクセスされる古いURLはもう無視していい。過去何年もの負債が3ヶ月で一掃されるんだから、さぞAmazonの開発者は喜んでいるだろう。(8/15以降もwebservices.amazon.co.jpは使えるのかよくわかっていないけど、いずれにせよアクセスするユーザは相当減るのでリダイレクトしたところで大した負荷じゃないだろう)
さてWidgetの件はどうか。俺がもしAmazonの開発者でたくさんのユーザからのアクセスにウンザリきているのならこう思うのだろう。

「Google App Engine使えよ。タダで使えるんだからさ。つーか、うちのAPIだってタダで使わせてるんだからもまえらもそれぐらいの努力しろよ。こんにゃろ。」
俺なら絶対にこう思う。口には出さないだろうけど。

実際、Yahoo Widgetの文字化け問題がなかったらもうそれで解決してるんや。

「思てたんと違ーう!!」
このYahoo Widgetの文字化けの件も相当に頭に来ているけど、自分がもしマルチバイト圏外の開発者ならばやはり問題や深刻さは理解できないだろう。

こんなに憤慨しているのにだれにぶつけて良いかわからん。

「青春ってこんなに険しいんですか?」
そうだM-1を見よう。忍法、嫌なことがあったらお笑いを見るの術。