tracをインストールして喜んでいたもののできることといえばWikiの編集・・・これじゃPukiWikiでいいじゃん。ということになってしまうのでいよいよ開発環境としてのtracを実現しようと思います。
クライアントはEclipseです。
– チケットの管理はmylynを入れます
– Subversionクライアントとしてsubclipseプラグインを入れます
EclipseのPlug-inのインストールはなんなく終わりました。
さてmylynからtracのリポジトリを選択してもWebブラウザで表示するだけ・・・連携にはXMLRPCをつかうようです。が、そのためにtracにXML-RPCプラグインを入れないといけない模様。プラグインはここからダウンロードできます。http://trac-hacks.org/wiki/XmlRpcPlugin
が、ほかのプラグインと同じとか、easy_installとかいわれてもわからず・・・まずはtracのplug-inの原理を調べてみることにしました。
eggって何ですか?
http://peak.telecommunity.com/DevCenter/PythonEggsによるとEggs are to Pythons as Jars are to Java…”。わかりやすい。
eazy installって何ですか?
http://peak.telecommunity.com/DevCenter/EasyInstall
ようはphpのpearみたいなものと解釈しました。
では早速easy_installを入れみることにします。
# wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py # sudo python ez_setup.py Setuptools version 0.6c6 or greater has been installed.
すでにインストールされているようです。バイナリは下記場所に入ってました。
/opt/local/bin/easy_install
ようやくスタート地点に戻ってきました。
xmlrpcpluginをインストールします。
WindowsマシンからファイルをDLして
ftpでファイルをコピー
/opt/local/src/xmlrpcplugin-r2593.zip
におきます。
zipを解凍してインストールします。
# cd /opt/local/src/ # unzip xmlrpcplugin-r2593.zip # sudo easy_install xmlrpcplugin/0.10 Processing 0.10 Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir /opt/local/src/xmlrpcplugin/0.10/egg-dist-tmp-V-J_nO Adding TracXMLRPC 0.1 to easy-install.pth file Installed /opt/local/lib/python2.5/site-packages/TracXMLRPC-0.1-py2.5.egg Processing dependencies for TracXMLRPC==0.1 Finished processing dependencies for TracXMLRPC==0.1
最後に設定
You will also probably need to enable the plugin in your environments trac.ini: [components] tracrpc.* = enabled
えっと、デフォルトのtrac.iniってどこにあるんでしたっけ?http://trac.edgewall.org/wiki/TracIniによると
Trac 0.9 and 0.10 Since version 0.9, Trac can also read the configuration from a global trac.ini file. These global options will then be merged with the environment-specific options, where local options override global options. The global configuration is by default located in $prefix/share/trac/conf/trac.ini. It can be moved to a different location (for example, /etc/trac.ini), but that requires changing the file trac/siteconfig.py which gets created when Trac is installed.
でも/opt/local/share/tracにconfディレクトリがありませんです。
とりあえず、プロジェクトのtrac.iniに
[components]
tracrpc.* = enabled
を追加しました。
Eclipseから接続してみます。
Task Repository Settingsの
Addtinal Seetings
にてAccess TypeをXML-RPC PLuginを指定。
エラー500です。。。。
ふつーにWebで見てもエラーになっていました。.python-eggsを書く権限がないと起こられています。
.python-eggsって何だろう?と調べてみたところ、キャッシュファイルらしいです。
dotで始まるディレクトリなのでまぁDocumentRootにおいてもよいのですが、バックアップや配置を考えると違う場所においておきたいので/var/cacheにおきます。dotもとっちゃいます。
# sudo mkdir -p /var/cache/python-eggs # sudo chown www:www /var/cache/python-eggs
次にvirtual hostに下記一行を入れます。
SetEnv PYTHON_EGG_CACHE /var/cache/python-eggs