企業創造力―組織の可能性を呼びさます6つの条件
付加価値競争の時代。クリエイティビティこそ重要であるとい
う理解は浸透した。しかし、創造力発揮を阻んでいるものは、固定観念やコスト
競争時代のマネジメントだ。必要なのは、クリエイティビティの本質を理解し、
それを阻む要素を取り除き、眠っているクリエイティビティを呼びさますマネジ
メントである。
↑を見た瞬間、これだ!と思って買ってみたものの、内容のほとんどが事例に終始していてかなり読み飛ばしました。しかし参考になった部分も多々あります。
・クリエイティビティは誰がいつ起こすかわからない
-> だから社員全員に機会を与えなさい
-> 刺激が必要、いろんな仕事や経験をすべし
・クリエイティビティには内向的モチベーションが必要
-> 新しいアイディアは金銭的な報酬のためにはうまれにくい
アイディアは過去の経験から生まれることやきっかけから生まれることもあるので、中堅社員からでてくるかも。という意見は新鮮でした。というのもクリエイティブな能力は若い人間のほうが上だから若い人間からしか生まれないとか偏見を持っていたので・・・
よくGoogleが仕事の何パーセントかを自由に仕事ができるということがとりあげられますが、別にこれはGoogleがはじめてな制度じゃないし、ほかの会社が真似しても簡単にはうまくいかないと思います。それより僕がGoogleの制度でよいと思うのが、社員全員が全てのソースコードを閲覧でき、作った社員にコンタクトをとれるということです。そんな環境に入れるならまさに、おもちゃを手にした子供・・もとい。水を得た魚のように仕事ができる気がします。子供が新しい遊びをよく生み出すようにエンジニアにはもっとおもちゃが必要なんです。