PukiWiki for WordPress

PukiWikiの利用を辞め、Markdownに移行しました。
GitHub Flavored Markdown for WordPress
PukiWiki for WordPressの開発は終了とします。

PuKiWiki書式でブログ記事やウェブページを記述するためのプラグインです。

ダウンロード

使い方

投稿する際にpukiwikiという括弧付きのタグで括ると中のtextが変換されます

スタイルの拡張

PukiWikiで出力する際にdiv.pukiwiki_contentでくくっているため、.pukiwiki_content p {}などでスタイルを指定することが可能です

PukiWikiの拡張

このプラグインはPukiWiki 1.4.7 そのものを持っていて変換処理に使っており、下記のような構成になっています。

WordPressからプラグインを自動更新するとPukiWikiもすべて置き換わる恐れがあります。プラグイン内のPukiWikiに変更を加える場合は自動更新はしないで、手動更新で svc/pukiwiki 以外のファイルを更新してください。

 wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc
  /pukiwiki   (pukiwiki 1.4.7 utf8)
  blog.ini.php
  index.php 
  init.php
  • PukiWiki本体はiniの設定を少し変えただけでデフォルトの状態です
    • wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/pukiwiki/ にアクセスするとPukiWikiとして使うことも可能です
    • 悪用されないように読み取り専用にしてあります
    • wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/pukiwiki/pukiwiki.ini.phpPKWK_READONLY=1
  • 下記フォルダにPukiWikiプラグインを追加するとブログからの記述にも使えるようになります
    • wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/pukiwiki/plugin
  • ブログからの変換処理にはPukiWiki本体のファイルを参照せず、専用のスクリプト、設定ファイルを使うようになっています
    • wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/blog.ini.php
    • wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/index.php
    • このスクリプトは変換機能だけをもつ(書き込みはしない)
    • プラグインから以外のアクセスはエラー
    • interwikiname はOFF

トラブルシューティング

PukiWiki記法が変換されない

PukiWikiが動作しているか

WordPressのURL /wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/pukiwiki/ からFrontPageが表示できるかどうか確認します。

表示ができない場合は、PukiWikiそのものが動作しない環境の恐れがあります。PukiWikiの導入方法について確認してください。
http://pukiwiki.sourceforge.jp/?PukiWiki%2FInstall

編集にビジュアルリッチエディタを使っていないか

ビジュアルリッチエディタを使って保存すると &ref&ref などにエスケープされてデータベースに保存されてしまうようです。そのためPukiWikiの関数と判定されなくなります。複数のユーザで編集している場合に、誰か一人でもビジュアルリッチエディタを使っているとビジュアルリッチエディタで保存されてしまうことがあります。

編集する全てのユーザがビジュアルリッチエディタを使わないようにすることをおすすめします。

WordPressのサイトURLに設置サーバから接続できるかどうか

PukiWikiをWordPressから直接呼び出すのが難しいため、本プラグインではPukiWiki変換をWebサービスのような形で解決しています。具体的には WordPressのサイトURL /wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/ に対して呼び出しを行います。

この処理はWordPressを設置しているサーバ内部で行うため、WordPressを設置しているサーバから上記のURLに接続できなくてはなりません。通常は上記URLも同じサーバで公開するためネットワーク的には接続できるはずですが、ホスト名の名前解決(DNS)が行えず自分自身に接続するということをサーバがわからない場合に接続できないことがあります。

公開していないURLでテストしている場合などWordPressを設置しているサーバ自身からそのURLに接続できるか注意が必要です。

デバッグモードで実行する

デバッグモードで実行することで何かしら原因が判明することがあります。

WordPressのデバッグ

define ('WPLANG', 'ja');

の次くらいに

define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);

を追加するとエラーが表示されたり、/wp-content/debug.log にエラーが出力されるようになります。他のプラグインのエラーなども表示されるため原因を特定したい場合は不要なプラグインを無効にしておくことをおすすめします。

PukiWikiのデバッグは wp-content/plugins/pukiwiki-for-wordpress/svc/index.php の以下のコメントアウトを外します。

//error_reporting(E_ALL); // Debug purpose
//@ini_set("display_errors","Yes");

ライセンス

本プラグインはPukiWikiと同じGPL v2で配布します

PukiWiki Version 1.4.7 Copyright (C)
2001-2006 PukiWiki Developers Team
2001-2002 yu-ji (Based on PukiWiki 1.3 by yu-ji)
License: GPL version 2 or (at your option) any later version

本プラグインをブログに導入するだけならライセンスを気にする必要はありません。本プラグインを含めたブログ全体をシステムとして配布する場合はPukiWikiおよび本プラグインのライセンスを考慮してください。