Pebbleを買収したFitbitから新しいスマートウォッチが発売される模様。
https://blog.fitbit.com/fitbit-ionic-release/
とりあえず価格が$299で機能的なものをみるとわりとリッチなスマートウォッチなようだ。ただそれだけだったらApple Watchで十分、一番重要なのはアプリの開発によってどこまで自分用のカスタマイズできるかどうか、そこがPebbleの良さを引き継いでいるかの指標になる。
その点、Fitbit Ionic OSなるものを搭載していて開発環境が提供される。
開発を始めるにはFitbit accountとFitbit Ionicが要る。Getting Startedを見ると、CloudPebbleのようなFitbit Studioが提供される。9月公開のようなのでまだ触れないが、見た感じはjavascriptベースで開発できそうだ。Pebbleはもともとc言語がメインだったが、終盤はJavascriptに移行しようとしていた。Fitbit Ionicは完全にJavascriptだけで開発する感じに見える。Cで書けないのは寂しいが開発者を増やすにはC言語よりもJavascriptの方が良いだろう。Clock APIがあるのでWatchfaceのようなものも作れるに違いない。今のところPebbleのようにSDKがダウンロードできてローカルPCでビルド・・・というスタイルが提供されるのかは読み取れない。
問題は肝心のFitbit Ionicが日本からはプリオーダーできなさそうなところ。プリオーダーのページだと住所の入力で国の選択肢に日本は現れなかった。
https://blog.fitbit.com/fitbit-ionic-release/
Fitbit Ionic is available for presale today on Fitbit.com and select online retailers tomorrow for $299.95. Ionic will be available in stores worldwide beginning October 2017, including major North American retailers Amazon, Best Buy, Dick’s Sporting Goods, Kohl’s, Macy’s, REI, Target, and Verizon.
ワールドワイドで販売されるのは10月以降。このあたりはKickstarterで手に入れることができたPebbleのスタイルは引き継がれなかったようだ。