hue Tapで部屋を真っ暗にする

睡眠の質改善その2。その1で読んだ本によると寝る時は部屋を真っ暗にしたほう良いらしい。小玉のような小さな照明であっても寝ている時間ずっと浴びているとそれなりにメラトニンが減ってしまうとのこと。

ということでhue Tapを買ってベットから電気を消せるようにした。hue Tapは素晴らしい。

部屋の電気にスマートIoT証明Hueを使っていてスマホアプリなどからリモートで操作できるんだけど、そもそもベッドにスマホやタブレットなどを持ち込むべきではないという話がある。スマホの画面から発せられるブルーライトがメラトニンに影響するのと、動画などのコンテンツを見ると脳が興奮して寝にくくなるというのが良く言われる理由。

hue Tapの存在をしらなかったのでRaspberry PiでHueのリモコンを作ろうと思って材料を揃えた。寝る時しか使わないので電気をあまり使わない古いB+をわざわざ購入し、電子工作が面倒だったのでPiromoniからExplorer HATを買った。これは既にボタンを持っていて、Explorer HAT用のPythonのライブラリも公開されているので簡単にボタンを押されたときのイベントが取るスクリプトが書ける。

Explorer HAT

Hue APIを操作するライブラリとしてもGitHubでstudioimaginaire/phueがあって実装のイメージも固まっていた。

Raspberry Piをセットアップして、Hueを操作するプロトタイプを作り出してランプを操作するところまで行ったんだけど、一つのランプの操作ができないということに気付いて、壊れていると判断。ランプ1つだけ買えるのかフィリップスのサイトを調べていたら、「そもそもリモコン(hue Tap)あるじゃん・・・・」ということに気付いた次第。考える事はみんな同じだった。hue Tapで自分のやりたいことがすべて実現されていた。

hue Tapはボタンが3つあって、iPhoneアプリなどから設定ができる。

  • ライト全開
  • 照度ちょっとだけ(小玉どき)
  • 消灯

を割り当てている。なるべく3つ消灯を使う。

それにしてもボタンを押せる仕組みを探してExplorer HATを買った俺は一体何だったのか。

しかもhue Tapは電池が要らない。ボタンを押した時の圧力を電気に変えて信号を送ることができる。少しでも消費電力を減らすためにRaspberry Pi B+を探していた俺は一体何だったのか。

あとHueのiPhoneアプリとかだいぶ変わっていて、朝何時に徐々にランプを明るくするという設定ができた。Raspberry Pi上でcron動かして徐々に点灯させていくスクリプトを書こうとしていた俺は一体何だったのか。

hue Tapは素晴らしい。