DELLのサーバPCを区で捨てられないので業者に引き取ってもらった

自宅サーバをさくらのVPSに移行して廃止できないかを考えてみるの続き。

自宅サーバの役割を最小限にしてDell PowerEdge SC440、APC ES 500を破棄することにした。面倒なことにDELLではサーバPCはリサイクルPC対象外になっている。どうも家庭ゴミと業者ゴミの違いからサーバPC=業者用ということでリサイクルPC対象になっていないようだ。

渋谷区に電話したのだが業者のゴミならわかるが家庭ごみでPCは捨てられない、リサイクルPCとしてメーカーに引き取ってもらってくださいということだった。区の人も調べたり相談に乗ってくれそうな感じだったが、UPSもあるしどっかのPC廃棄専門の業者に頼んだ方が速そうということで粗大ごみで捨てるのは諦めた。

そしてUPSも捨て方が面倒のようだ。APCが引き取ってくれるのは買い替えをしたときだけで普通に捨てると産業廃棄物扱いになってしまう。

今回は パソコンファームさん を使うことに。サーバー型、汎用型も含めてPCを回収してくれるし、UPSも取り扱い対象になっている。手続きとかは何もなくこちらの送料負担で一方的に送ればいい。送り先は埼玉県、大阪府、愛知県がある。今回はディスプレイも含めて埼玉県に送り送料は3つ口で5,160円かかった。もともとの製品自体が安いからそこそこ廃棄料金が掛かっているように思える。

基本的にパーツをリサイクルすることで無料で引き取ってくれるサービスなので、パーツすら使えないくらいに壊れている場合は対象外になるらしい、今回送った3つは直前まで普通に使っていたものなので問題ないだろう。HDDはちゃんと破棄してくれるらしいが今回はHDDだけ抜き出して送った。

熱問題や騒音の他、電気代や廃棄など導入コスト以外にいろいろあるということが自宅サーバをつかって勉強になった。逆に言えばこれらを解決してくれるVPSやGoogle AppEngineなどのクラウドサービスは改めて素晴らしいと思う。