redmine 1.1がリリースされていたのでさくらのVPSで動かしているredmineのバージョン更新をする。幸い1.1でもシステム要件は変わっていないようなので単純にredmine自体をアップデートすればいい。
さて、さくらのVPSにREDMINEを移行するにセットアップメモを書いているが更新のメンテナンスコストを下げるためにredmineはsubversionから入れている。
なおOSはDebian 6である。さくらのVPSのデフォルトはCentOSだけど、apacheのユーザがwww-dataではなくapacheなこと、init.dのスクリプトが/etc/init.d/apache2じゃなく/etc/init.d/httpdだったりするあたりを置き換えればいけるはず。
まずはバックアップをとっておこう(redmineというフォルダにいれている、redmineというMySQLのデーターベースにredmineユーザで接続している場合)
su
cp -r redmine redmine.old
mysqldump -u redmine -predmine > /tmp/redmine.dump.sql
次にredmineはバージョンごとにsubversionのブランチを持っているのでsvn switchでそれを切り替えてソースを更新し、マイグレーション作業を行う。
su
cd /path/to/redmine
svn switch http://redmine.rubyforge.org/svn/branches/1.1-stable
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
rake db:migrate:upgrade_plugin_migrations RAILS_ENV=production
rake db:migrate_plugins RAILS_ENV=production
rake tmp:cache:clear
rake tmp:sessions:clear
chown -R www-data:www-data files log tmp public/plugin_assets
chmod -R 755 files log tmp public/plugin_assets
/etc/init.d/apache2 restart
rakeのパスが通ってなかったらPATH="$PATH:/var/lib/gems/1.8/bin"
を唱えておく。
Redmineの更新は
http://redmine.jp/guide/RedmineUpgrade/
http://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/RedmineUpgrade
を参考にした。