ハライチは漫才としては受け入れがたいと思いつつもネタ自体は好きなのでどうもそこに違和感を覚えていた。M-1自体は漫才をもう一度盛り上げるために始まったものと認識していてそれを確認しようとWikipediaを見てみたところ
紳助と共に9回審査員を務めた松本人志と「単純におもろい奴を決めるコンテストがしたい」と話をする中でその構想は具体化していった
「漫才の頂点を決める」という大会理念から若手漫才コンビ(またはグループ)にとって最高の栄誉として広く認識され・・・
このあたりからすでに面白ければ良いというところと、漫才らしいこと、というところのバランスが難しくなっていると思った。
実態としては漫才のテレビ的な露出は増えてないように思えるし、優勝者がその後漫才していることを見ることも滅多になく、(テレビ的には)漫才自体が底上げされている印象があまりない。テレビを中心に見るとむしろ、若手のお笑い登龍門となっているところもあり、若手芸人も生活するために必死だ。
いち視聴者都合でいうと、純粋に漫才を競うものと、コントも漫才もなんでもありバーリトゥードのお笑い登龍門を別々にやればいいんじゃないかというきがしてくる。前者の漫才コンクールはすでにあるわけだから、後者へ引き継げば良い。結局のところ、面白いか、面白くないか、だから漫才自体もそれ以外のカテゴリと競わないと底上げにならないと思う。
が、ここで何でもありの若手お笑いトーナメントって、オールザッツ漫才やん。と気がついた。オールザッツを全国区のゴールデンで流せば良いやん。でも吉本メインだし、観客が評価する方式もできているけどあれは大阪でしか機能しない気がする・・・あると思います。