ブログはログでありコラムである必要はない

先ほど肉を食べたと情報量のないエントリを書いてちょっと思い出しました。

とあるブログランキングの上位に入っている人が、「自分のブログは何を食べたとか、何を買ったとか誰にも興味を持たれない自己満足なブログとは違う」と人のブログを揶揄されていましたがその発言にはとても不快感を感じました。

確かに芸能人でなければ、その人が何を食べたかなどに興味を持つ人はごくわずかです。しかし、ブログのログは記録の意味。最初は寸評で始まった言葉だったとしても、自分が行ったなにげないことをWebに記録するのだっていいじゃないですか。

ログっていうのは単体では意味がない情報だったとしても、たまると使えるものになったりしてきます。七年もブログを書いてると、「風邪ひいたしんどい」みたいなまるで情報量のない過去のブログでも読んでいるとなんかこの時期になるといつも風邪ひいてるなぁ、気をつけようっと。とか考えたりしています。ブログ=日記ではないですが、日記なんてプライベートなものだし、誰もが人に興味を持たれるためにブログ書いているわけではないんです。

インターネットの本当の良さは誰もが自分の好きなことを世の中で公開できる点です。法にさえ触れなければ何を公開しようがその人の自由です。今は、検索エンジンの力によってプライベートな日記なんて情報を探す際に阻害要素になることはそれほどないのですから自己満足系のブログでも一人でも多く情報をインターネットで公開できる世の中になればいいな。と思います。