Raspberry Pi 2のいろんな記事を読んで情報を集めていたけど、そもそもraspberrypi.orgに大体のことが書いてあった。
公式では前作を Raspberry Pi 1 Model B and B+
と呼んでいる。Raspberry Pi 1 Model B+と比べると以下が変わってあとは互換がある。
- A 900MHz quad-core ARM Cortex-A7 CPU
- 1GB RAM
ARMv6からARMv7になったことでUbuntu CoreやWindows 10といった実行できるOSが増えた。MicrosoftのページによるとRpi2向けのWindows 10は無料で提供されるらしい。今のところOSをWindowsにしたら何が嬉しいのかよくわかっていないがクラウドや開発環境を揃えて提供してくれればIoTの敷居が下がるので一応チェックしておこうと思う。
RaspbianはARMv7カーネルとモジュールを含むバージョンにアップデートが必要。リリースノートを見ると2015-01-31
が要る。
6倍速くなったことについては以下のように書いてある。
The speedup varies between applications. We’ve seen single-threaded CPU benchmarks that speed up by as little as 1.5x, while Sunspider is around 4x faster, and NEON-enabled multicore video codecs can be over 20x faster. 6x is a typical figure for a multi-threaded CPU benchmark like SysBench.
マルチコア使いきれば6倍速くなるかもという感じ。過度の期待はせず1.5倍程度と考えておいた方が良いかな。
今のところ消費電力の面と、パフォーマンスにあまり困っていないのですぐにRaspberry Pi 1 Model B+から置き換える気は無い。サーバ監視で使ってるmuninのグラフ作成が追いつかなかったけど一日一回の作成に変更して特に困っていないので工夫しだいでPi 1でもなんとかなる。違う目的で使おう。
というわけでとりあえずAmazonで1,000円のmicroSDカードを買う。