自宅サーバと課しているRaspberry PiのJessie(Debian 8ベースのRaspbian)にアップグレードした。JessieはDebianのコードネームで従来よりToy Storyから採用されている。
基本的な流れは
- wheezyを最新にする
sudo apt-get upgrade; sudo apt-get dist-upgrade
- source.listをwheezyからjessieに書き換える
- Jessieに更新する
sudo apt-get upgrade; sudo apt-get dist-upgrade
する
と、Debianの更新手順と特に変わらない。
source.listの書き換えで
エラー http://raspberrypi.collabora.com jessie/rpi armhf Packages
と見つからないソースリストがあったのでコメントアウトした。Office系のソフトっぽいし、無くても支障はないだろう。
Jessieの更新は2時間くらいかかった(Raspberry Pi 2 Model BでWiFi接続)。パッケージの更新に伴う設定ファイルの確認で何回か対話処理が必要で画面が止まっていたのでもう少し短いかもしれないが。JessieでRubyが2.1になった。今やRuby 2.1でも古いがwheezyが1.9.3だったのでとても新しくなったと感じてしまう。
ちなみにRaspbianにはrpi-update
というコマンドがありファームウェアの更新ができるそうなのでやっておくと良い。
sudo rpi-update