2台目のRaspberry Piのセットアップの時点ですでに本を読みながらやるのが面倒になったのでまとめることにした。当方OS X。予めraspbian.imgをダウンロードして解凍しておくこと。自分用にカスタマイズした備忘録なのでこれみてわからない人はおとなしく本を買うか、ググること。
RaspbianをSDカードに焼く (OSX での作業)
df -h
でSDカードのディスク名をチェック。/dev/diskNsX
がディスク名なら/dev/rdiskN
がrawディスク名となる。今回使ったimgは2013-05-25-wheezy-raspbian
、手元のMacでは /dev/disk2s1 がSDカードになっている。
cd ~/Download
sudo diskutil unmount /dev/disk2s1
sudo dd bs=1m if=2013-05-25-wheezy-raspbian.img of=/dev/rdisk2
sudo diskutil eject /dev/disk2s1
起動+日本locale設定 (Raspberry Pi での作業)
最初の起動時にraspi-configが起動するのでパーティションの拡張(初期イメージのままだと2GBまでしか使えない)と日本locale設定だけする。日本語フォントがないとja_JP.UTF-8で文字化けするのでLocaleの設定はMacからリモートで繋いでからでも良いかもしれない。
- Expand Filesystem
- Internationalisation Options > Change Timezone > Asia > Tokyo
- Internationalisation Options > Change Locale > ja_JP.UTF-8
- Internationalisation Options > Change Keyboard Layout > Generic 101-key PC > Other > Japanese > Japanese > The default for the keyboard layout > No compose key
パッケージの更新 (Raspberry Pi での作業)
リブート後、Username: pi Password: raspberry でログインしパッケージを更新。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
Vimを使う (Raspberry Pi での作業)
nanoが使いこなせないので /usr/bin/vim.tiny を選択する
sudo apt-get install vim
sudo update-alternatives --config editor
hostnameの変更 (Raspberry Pi での作業)
hostnameを変更しておく、デフォルトだとraspberrypiなので複数台管理するとややこしくなる。
/etc/hostname
で raspberrypi を rpi02 にする。
/etc/hosts
で raspberrypi を rpi02 に書き直す。
sudo shutdown -r NOW
で再起動しておく。
SSHの設定 (OSX での作業)
ディスプレイ、キーボード、マウスの接続をやめたいのでリモートで操作できるようにする。
自宅では使っている無線LANルータ(NECのAtermシリーズ)にMACアドレスで固定IPを割り当てる機能があるので機器側で静的IPを設定するのではなくルータで固定IPをDHCPで割り当てる方法をとっている。
ifconfig
でMACアドレスをチェックし、無線ルータの機能でDHCPの固定IPを割り当てておく。IP覚えなくていいようにOS X側の/etc/hosts
で名前を設定する。2台目なのでrpi02
とした。
192.168.1.xx rpi02 raspberry02
sshの公開鍵を送りつける。(ssh-copy-idはHomebrewからインストールできる)
ssh-copy-id pi@rpi02
sshでRaspberry Piにログインして、sshのrootのログインとパスワード認証を無効にしておく。
ssh pi@rpi02
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
#PermitRootLogin yes
PermitRootLogin no
#PasswordAuthentication yes
PasswordAuthentication no
ssh再起動
sudo /etc/init.d/ssh restart
パスワード変更 (OSX からの作業)
2013-05-25-wheezy-raspbianの初期イメージではpi/raspberry, rootはパスワードなしになっているので狙われないように変えておく。出来ればpiユーザ自体を使わないようにするのがいいが、piユーザじゃないとうまくいかないというのを何かで見た気がするので様子見。
ssh pi@rpi02
passwd
sudo passwd root