PebbeのTimeline Quick View対応

Pebble WatchfaceであるMineclockでPebble OS v4.0のTimeline Quick Viewに対応してみた。

残念ながらTimeline Quick Viewは丸型のPebble Time Roundでは対応しておらず、四角のPebble Timeで使える機能なので押入れで眠っていたPebble Timeを引っ張り出して確認したりした。Timeline Quick ViewはWatchface上に次のTimelineの通知が表示される機能で、まぁ次の予定が時計上で確認できるというものになる。設定で30分前からとか5分前から表示などを設定できる。

Watchfaceの開発者としてはTimeline Quick Viewが表示されてもユーザインタフェース上問題ないようにレイアウトする必要がある。ちなみにPebble TimeではTimeline Quick Viewが高さを50pxくらいとるのでwatchfaceによってはかなりレイアウト上の制限を受ける(Pebble Timeの解像度は144×168)。Timeline Quick Viewに対応していないWatchfaceが重要な時間情報を画面の下で表示していると致命的である。

今後、機種によってTimeline Quick Viewのサイズが変わってくるとかなり面倒なことになるので、今回はデジタル時計部分を無理やり表示するという方法でとりあえず対応した。なおエミュレータを使うと予定がなくてもTimeline Quick Viewの表示のオンオフを pebble emu-set-timeline-quick-view --emulator basalt on で確認できるのでまずはそれで確認するのが良い。

アナログの日時計を対応する場合はTimeline Quick Viewが表示された場合と、そうでない場合で2種類の画像を用意して描画処理をしないといけなくなるのでMinelockのように画面の解像度を前提とした凝ったWatchfaceの対応は苦労することになる。

今回はとりあえずの対応をして他のWatchfaceの開発者の様子を見てみよう。