Xperia Z3 Tablet Compactをしばらく使った感想

タブレットケースを後日買ったので少し遅れたけどソニータブレットとの下取りで購入したXperia Z3 Tablet Compactを10日ほど使ってみたので感想。

基本的に読書タブレットとして使っていたKindle HDX 8.9からの移行。Z3 Tablet Compactは約8インチということなのでKindle HDX 8.9と比べると一回り小さく縦長である。それだけに読書専用としては辛いんじゃないかと思っていたけどそこまでは辛くなかった。

Z3 Tablet Compact

視力によって一概に誰でも問題ないとは言えないだろうが、個人的には文庫本サイズの本は問題はなく、Appleの開発ドキュメント(PDF)のようにそこまで字が小さくないものに関しては見開きで問題ない。

Z3 Tablet Compact

A5クラスの技術書で字が小さい本でも縦で単ページで読むことでなんとかなる。本にもよるだろうが今のところ見開きじゃなくても困らない本ばかりなのでこの使い方で問題ないし、電車とか狭いところでは縦読みで使った方がいい場面もあるので小回りがきく。その辺の国内での使われかたを計算した上でのサイズならすごいけどどうなんだろう。

余計なアプリがインストールされているからバッテリーの持ちを気にしていたんだけど、STAMINAモードなるものが搭載されており、クイック設定ツールからWIFIやSTAMINAモードのオンオフが素早くできるのでこの辺りを使えば読書タブレットとしての電池の持ちは問題になっていない。

クイック設定ツール

自炊したPDFを読むのにKindleアプリマーケットにリリースされていたPerfect Viewerを使っていたがこのアプリのメモを引き継ぐ方法がわからなくて困っている所。Z3 Tablet Compactの問題ではなく乗り換える際に移行できるアプリを使ってないといけないなぁと感じている所、そういう意味ではクラウドに付箋メモを同期してくれるKindleアプリは優秀。自炊したPDFの読みにくさやデータの同期の問題にぶち当たると本当にとっとと全ての書籍を電子書籍化してほしいと思う。

読書タブレットは画面のサイズと容量、持ち歩く際のトレードオフ。普段iPadやMacBookなども持ち歩いているから少しでも小さくて軽いことが嬉しくてKindle HDX 8.9よりはZ3 Tablet Compactの方が向いているかなと思っている。縦長なので小さいボディバックに入れることができて持ち歩きに便利だ。

Z3 Tablet Compact

容量の問題はXperiaは従来からSDカードスロットがあるので自炊したPDFは64GBのSDカード買って全部入れたった。なお購入したのは16GBモデルで初期状態では内蔵メモリは10GBほど空いていた。Kindle HDX 8.9(32GB)の容量が足りなくなっていたこともあり移行を後押しした。もしKindleにも下取りプランがあればFire HDX 8.9(64GB)への乗り換えが計画できたんだけどオフィシャルなものは見つからなかった。

Z3 Tablet Compactはなかなかよく出来ていると思う。Kindleもなかなか(昔は)コスパが優れていたがデザインは微妙だった。Z3 Tablet Compactは専用ケース含めてデザインは洗練されていると思う。