Nexus 7に自炊した書籍を入れて持ち歩くぜ

iPadにしろXperia Tabletにしろやっぱりデカイし重い。単体で持ち歩くなら問題ないんだけどノートPCとあわせて持つかというとそういう気にはならない。かといってKindleのような専用端末を持つ気もしない。そんな中、7インチTabletに目をつけ価格も手頃なNexus 7を購入することにした。

DODOCASEに入れて持ち歩く嬉しさ

iPadのケースとして愛用していたDODOCASEだけどNexus 7のケースもあったので早速購入。2週間くらいで届く。

A4のノートと比べてもこの小ささ。なんというか、昔iPodに全ての音楽CDを入れて持ち歩けるようになった時と似たような感動を覚える。まぁやっていることはリッピングと転送で同じだけれども。

結局Root Explorer + Adobe Reader

Nexus 7を買うとPlay Storeで使える2000円分のキャッシュバックキャンペーンがあってこれで自炊したPDFの管理と閲覧アプリを探そうと意気込んでみたものの、もともとPCで閲覧するようにファイル名やフォルダ階層を整理していたこともあり、以前に購入していた Root Explorer と、Adobe Reader というPCさながらの運用にした。なんか下手な管理アプリを使うよりもこっちの方がシンプルな気がしたので。

イマイチ新しいようで古い使い方をしているような気がしないでもないが。

7インチの使用感

7インチなので読めるか心配だったんだけど、技術書に関してはそれほど小さい字で詰めている書籍は少ないので読めてはいる。もともと高品質モードでスキャンしておらずソースのPDFの画質がさほどよくないということも合わせて、実用最低レベルという感じ。人や本によっては読みにくいと思うかもしれない。ディスプレイも大事だが書籍ファイル自体の品質も重要になってくるので自炊書籍の限界はこのあたりなのだろうか。

今後は

喜んでいるうちにiPad miniが発表されるかも?みたいな噂があって悩むところ。ただ自炊した書籍の閲覧目的に関してはiOSだとiTunesからGoodReaderのようなアプリにファイルを突っ込んだりしないといけなくてAndroidよりは面倒になるような予感はしている。(Androidは単にストレージにファイルコピーすればアプリから参照できるがiOSアプリはアプリ外にあるファイルシステムの参照が苦手)

その後、心変わりしてiPad miniに置き換えたエントリーはこちら: 電子書籍ビューワーとしてiPad miniとNexus 7を比較してみた

Amazon(co.jp)が過去に購入した本もすべてKindleで読めるようにしてくれて、専用端末だとうれしいことがいっぱいあるならKindleにするという手もあるけどそうなるには時間がかかるだろうから当分はこのNexus 7を使ってAndroidのkindleアプリなどでお茶を濁すことになるんじゃないかと思っている。

本棚にあふれた本を捨てる代わりに自炊するという運用をしているのだけど、いつでも持ち歩けるということからこれから読む大事な本も自炊したくなってきている。自炊が面倒なので(というか自炊している時間で速読できるだろうに)Googleブックスを真面目に使ってみようかと思ったが、書籍の少なさに愕然とした。まだまだ日本における電子書籍の世界への道のりは長そうだ。どうしてこうなった。

ジャンプとか電子版があったら月1000円でも嬉しいんだけどな。