近距離で投影できるソニーのプロジェクターVPL-BW120Sを使ってみた

初となるプロジェクターとしてソニーのVPL-BW120Sを導入してみた。スクリーンの設置についてはこちらのエントリーを参照。今回は純粋にプロジェクターについてレビューする。

予想外

もともと仕事でパソコンの映像を投写するモバイルプロジェクターを使っているので、その先入観によって想像と違うことがいくつかあった。

想像していたよりもデカイ

まず外箱が宅配ボックスに入らず、再配達が必要だった。

ただデカすぎるというほどでもない。

想像していたより上目遣い

こういう仕組みなんだなという感じ。上目遣い過ぎて視角の調整はフロントではなくて、リアの高さを変更するような仕様になっている。高さ50cmのコーヒーテーブルに置いたけどリアの高さ調整が必要だった、デフォルトだと結構下から映すことを想定している模様。

想像していたよりもファンがうるさい

初期PS3並。

想像していたよりも熱い

すごい熱風が来ます。

想像していたよりも電源ケーブルが短い

通常は部屋の真ん中に設置することになると思うけど、案外その場所に電源がない。この製品の電源ケーブルは1.5mほどあるが、うちでは延長ケーブルが必要だった。

想像していたよりも音がいい

本体が大きいからかな?聞くに耐えないと思っていたがそんなことは全くなかった。音が良いと言うと語弊がありそうで、ノートパソコンのスピカーよりマシ、テレビと同等か劣るくらい。スポーツくらいなら十分で、ファンがうるさいのもそれほど気にならなかった。映画をちゃんとしたサウンドで聞きたいという場合には少し物足りないかもしれない。

ケーブル接続

今回はサンワサプライから HDMIマトリックス切替分配器(HDMIセレクター、4入力・2出力、音声出力端子付き) 400-SW012 を購入して、ブルーレイレコーダーやPS3をテレビとプロジェクターに割り振っている。なのでプロジェクターを使うときはHDMI切り替え器とプロジェクター間をHDMIケーブルでつなぐだけ。

この商品を選んだのは音声の光デジタル出力があるところで、音声出力はホームシアターに持っていくことができる。ただ実際のところ音はそこそこマシだったので映画くらいでしか使っていない。

切り替え器のリモコンが増えたことや、これを間に挟んだことでテレビとブルーレイレコーダーのHDMI連動での電源連動などが使えなくなって少し不便に感じている。torne/nasneでテレビはいけるし、レコトルネがあるのでレコーダの動画も見れるし、BD映画も見れるし、ゲームはできるしで実はPS3とプロジェクターですべてまかなえるんじゃないかと思うことがあって、今はひと通り切り替え器につないでいるけど用途がはっきりしてきたら、切り替え器に入れるもの選定してもよいかもしれない。

使用感

映像

映画、スポーツ、ゲームあたりを試してみた。映画はちょっと特殊というか暗い画面のときがあるので部屋が暗くないと辛い。これは画面が発光するテレビ画面と比べるとプロジェクターだから仕方がない気がしていて、ホームシアターをちゃんとやるにはスクリーンとか部屋づくりからやらないと難しそう。サッカーとF1を見たがスポーツを見る分にはまったく困っていない。

設置

スクリーンの設置についてはこちらのエントリーを参照。

スクリーンからの距離はこんな感じ。

ソファーの幅が1200cmでなので、1.3mで100インチが出力できるというキャッチコピーはその通りだった。

電源ケーブルの収納がイマイチ納得できていないので、今のところは使うときだけ出して、普段は使わないときは以下のスツールに中に収納している。ただし本体を斜めにしないと入らない。

PCの出力

解像度が高さ720pxくらいしか出なかったのでちょっとこれでコード書くとか仕事をするのは難しそう。YouTubeとかニコニコ動画などを見る分には行けそうだけど、プロジェクターで見るようなものでもないのであまり出番はないかな。プレゼンの練習くらいはできるか?

まとめ

個人的には満足している。ずっとプロジェクターが欲しかったけど、値段や設置面でずっと先送りにしていたのでこういう近距離で映せるという割り切った商品をエントリーモデルで発売してくれるのは嬉しい。確かにファンや熱風の問題はあるけど、この値段の商品だからしょうがないと思っている。とは言え、7万円程度はするのでこれを高いと見るか、安いと見るかは人によると思う、今回は、スクリーンや切り替え器、ケーブルなどを含めると全部で12万くらいはかかっている。人によってはそれで大型の液晶TVを買う方がいいのかもしれない、自分もTVを捨ててプロジェクター一本にするならもっと高性能なモデルを選びたい。テレビと併用するならこれで十分だと思う。

PS3のGT5をやってみたら自分の視野が予想以上に要求されるために、画面の左端にでている全体コースの確認が難しいという弊害が出た。確かに近距離で映せても人間の視野内に収めるためにはある程度の距離から見る必要があり、実際のところ100インチでGT5をやるときは3mくらい離れた位置から見ないと苦しかった。つまりこのプロジェクターはあくまで設置する時に有効な商品で、狭い部屋で100インチを見れるようにする魔法のツールではないので注意が必要。

その他プチトラブル

画面が出力されない

これは別に購入したHDMIケーブルの向きの問題。今回5mのHDMIケーブルをAmazonで購入したが、長いHDMIケーブルは双方向の仕様になっていないことがあり、入力側と出力側の向きに合わせて接続しないといけない。こんな仕様があることを知らなかったので勉強になった。

PS3の出力が映らない

PS3の設定が影響していた。HDMIの最大出力設定がPS3本体から設定できるのだけど、1080pを入れているとダメだった。

PS3と録画番組の音がでない

ひとつは間につないだHDMI切替器が原因。HDMI切替器側で音声出力で2ch/5.1chか設定ができるようになっているのだけど、5.1chだと映像によって音がプロジェクターで出力されないことがあるようだ。ただこの設定にしてもPS3のGT5の音は出力されない。どうやらゲームがDolby Digitalに対応していると音がでない。PS3の音声設定で出力チャンネルを選択できたのDolby Digital 5.1のチェックを外したところ再生された。

nasne(torne)でテレビ見てたらPS3が終了しようとする

これはPS3の問題。オリンピックサッカー2時間くらい見ていたらその間、コントローラーを操作してないせいで試合中にPS3が省エネで終了しようとしたのでちょっと慌てた。映像を見ているときは非アクティブの判定はしないで欲しい。