iTunes ライブラリからPivotデータをつくってみた

Microsoft Live LabsにPivotというデータのVisualizationツールがある。今のところ専用のviewerが必要なのだがそのうちSilverlightでもみれるようになるそうなので標準的なブラウザからも見えるようになるらしい。

ということでiTunesのコンテンツからPivotで表示するデータをつくってみた。
百聞は一見にしかず。頑張ってJanne Da ArcのComposerを埋めてみた。

DeepZoomという技術をつかって画像の拡大縮小をスムーズに表示することができる。画像の種類で考えるとアルバム単位でやるのが良いのだが数が多い方が楽しいだろうということでトラック単位でアイテムを作成した。

データをつくるツールとコードを公開してみる。

もともとのソースは
http://pivotcollectiontools.codeplex.com/
を参考にした。

※今回紹介するツールはあくまでデータをつくるツールであり、見るためにはデータをウェブサーバにアップロードし、専用のviewerをインストールする必要がある。自分や人に見せるのが結構面倒だということに注意。

作成レシピ。

材料
iTunesPivotCollectionCreator
・Windows Vistaか 7
・Aero + .NET 3.5 SP1
Pivot
・iTunes 9以降くらい
・音楽ファイル
・ファイルのおけるウェブサーバー

手順
・iTunesを起動してコンテンツをインポート
・アルバムのカバーアートをちゃんと設定しておく
(現状実装都合でカバーアートのないコンテンツはデータに出力していない)
・iTunesPivotCollectionCreatorを実行する
iTunesが起動し、PivotCollectionとDeepZoom画像がdataフォルダに出力される
・dataフォルダに出力された以下の3つをウェブサーバにアップロードする
iTunesLibrary_files/
iTunesLibrary.cxml
iTunesLibrary.dzc
・pivotを起動しアップロード先のurl(iTunesLibrary.cxml)を開く