インテルvsバルセロナ 1stレグ

バイエルンvsリヨンまでの時間を持て余しているので今のうちに書いておこう。

バルセロナが先制したときにちょっと嫌な気持ちになった。別にバルセロナが嫌いなわけではない(ウイイレ2010レジェンドモードではいまバルセロナに所属している)、インテルファンなわけでもない。ただ単にこの試合、もしかすると2ndレグまで白熱した試合が見られないかもしれないと思ったからである。

しかしそんな心配は無用だった。結局インテルが3-1で逆転勝ちし、これで2ndレグが良いバランスで見れるようになった。

さてこの試合日本代表が参考にできることがあるだろうか。今日のバルセロナと比べるには失礼かもしれないが日本代表を見ているような雰囲気もあった。バルセロナはボールをポゼッションしているのに最後の最後は破れない。インテルは失点はしたが自らのミスによるもので完全に破られたわけではなかった。確かに最初の失点といいサイドを破られることは何度かあったものの真ん中は破られなかったし、なによりメッシを完全に封じ込めた。

逆にインテルの守備のやり方は参考にならないのだろうか。岡田監督がまだ前線からのプレッシングサッカーをしようとしているのかわからないが、技術の高い国と戦った場合に簡単にいなされる恐れがある。残念なことにそうなるような厳しい相手と試合ができてこなかったので本番でこの問題が顕在化するかもしれない。この日のインテルは絶妙なバランスで守っていてプレッシャーはかけるものの安易に飛び込まない、ここぞというところで行く。さすがイタリアのチームといえばそれまでなんだけどワールドカップでは弱者になる日本も参考にできないものだろうか。

カンプノウでインテルがどんな守備を見せてくれるかも楽しみである。