岡田ジャパン、オランダに0-3で完敗

サッカー親善試合で日本xオランダがあったが結果は0-3の完敗。

岡田JAPANの世界との差を体感するというテーマだったと思うが、ふと思ったが中田がいなくなって世界の強豪と戦うのは久しぶりなんじゃないか。そういう意味でも日本と世界との差を確認するにはうってつけと感じた。

試合を見て岡田(日本)サッカーについてはわかったこと

  • 相手のコンディションが悪く、日本に体力があればは互角にやれる
  • しかし互角にやれても強豪チーム相手に点をとれるほどの攻撃力はない
  • 岡田サッカーを90分続けることはできない
  • ほんだけは岡田サッカーにはフィットしない

ほんだけがW杯にでることは難しくなったと感じた。俊輔はやはり本田を認めていないようだ。「パサーがサイドにいてはゲームにならない」発言にそうとう頭に来ていたのか。試合後の「交代選手がリズムを壊した」「守備のしない選手は不要」発言からも敗因のひとつは本田と言いたげな様子だった。

監督としては面倒くさいことだが、この状態だとどちらかを選ぶかどちらも外すかしかないんじゃないか。とすると俊輔を選ぶのが現実的な判断になりそうだ。

前半はオランダが悪すぎたのでまだ通用するのかは正直わからない状況だけど、改めてまともにやっても勝ち目はないという至極当たり前の現実を再認識できた気がする。

試合の結果で岡田JAPANを否定するのは簡単だけど、弱いチームが強いチームに負けるのは当たり前なんだからそこをスタート地点にしないとしょうがない。

90分あのサッカーをできなくても60分全力全員サッカーでなんとか1点もぎ取って、残り30分どん引きで守りきるとかでも別に良いと思う。いわゆるマイアミの奇跡サッカー。同点でも残り30分になったら点を取ること放棄して守りに入っていいよ、虐殺されるくらいなら。あるいは組織的な守備とカウンターを徹底的に鍛えるとか。30分ポゼッションできるように鍛えまくって60分全力サッカーするとか。FK/CKを鍛えまくってとにかくファールもらいのサッカーとか。いずれにせよ弱いチームが強いチームに勝つには特別なことをしないといけないと思う。

日本人もスペクタクルなサッカーで日本がワールドカップで勝つことを期待しすぎてはいけない。メンバーと所属チームを見よう。現実を見よう。

とにかくまともにやってまともに負けて、フィジカルがどうとか1対1を鍛えないと、とかおきまりのパターンを言うのはもうやめて欲しい。

あと解説の松木さんはこれは親善試合であることと、世界との差を確認する場と監督が発言したこと認識した上で解説してほすぃ。。。疲れているとはいえボランチを変えてもどうしようもない状態に見えたよ。だからといって何もしなくてもよいということにはならないけど、親善試合やテーマを考えれば試したい選手がいるかケガを考慮してくらいで選手交代はいいと思う。ある意味、このレベルでは疲れてほころびがでたらやられるというのを一回確認するようにも見えたから。親善試合の解説はもう少し冷静に見れる人がいいな。山本昌邦さんとか今何してるの?