国家の品格を読んだ。秋山HEROS復帰はやっぱり断固反対。

ようやく国家の品格を読みました。前々から日本文学に手を出そうと思っていましたがこれを読むとますます学ばないといけない気がしました。

「リングで恩返しを」秋山28日復帰
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2007/10/02/01.html
さて、僕は秋山復帰はずっと反対だったのですが、いまいちそう判断する自分の根拠lがわからりませんでした。国家の品格を読んではっと気がつきました。秋山のやったことは「卑怯だから許せない」と。

表向きは秋山のルールの解釈が足らなかったということにされていますが(そんなことはないが)、仮にそうだったとしても、それがルール内だったとしても、やっぱり彼のやったことは許せないと思います。全身にクリームを塗りたくってレスリングがバックボーンの桜庭の攻撃を半減させて、自分は打撃攻撃に専念するなんて卑怯きわまりないことです。許すまじき行為です。

しかも秋山は当初桜庭の抗議に対して滑るのは多汗症だからという嘘をつきました。桜庭が試合中にタイムを要求したことに対して殴っている最中にタイムと言われて止まる選手はいないと言い、攻撃を続けました。

問題が発覚してから謝罪や反省を表明しましたが、それも問題が発覚したからそう言っているのではないかと取られても仕方がないと思います。国家の品格の中に「法律違反だから万引きしないという子供は誰も見ていなければ万引きするだろう」という記述がありましたがこれにすごく似ています。

大晦日のあと有志がすっごい滑るよ!というWikiサイトが立ち上げ秋山の問題を追及しました。一部で秋山が在日韓国人だから非難しているという声がありましたが、それはお門違いというもの。日本人は韓国と違い反韓教育がされていないし、彼が在日でなくてもこの騒動は起きていたと思います。やっぱり日本人には卑怯を憎むべしという精神が残っているのかなと感じました。

彼を復帰させるということはHEROSは武士道を捨てるのと同意な気がしています。まぁ、HEROSはスポーツでも格闘技でもなく、ただのショーだと言われればそれまでですが。。。