ソニーは普通の会社になってしまったのか

金曜日の夜のことですが、忙しいなか無理矢理仕事を終わらせてソニーの人達と飲んできました。3年目のときのプロジェクトのときの先輩達です。

話の内容はソニーの現状についてにならざるを得ないのですが、残念ながら相変わらず良くないようです。

すでに外の人にも分かり切ったことですが、あえて書くと
・AIBOの撤退に始まるソニーらしい夢のある商品が現れないこと
・コストパフォーマンス合戦になりコンシューマ向けの商品において普通の会社になっていること
・ハワード中鉢体制になって1年以上経つにも関わらず変化の兆しが見えないこと
といった話題が中心。

いったいどうしちゃったんですかね。自分が思うにソニーは仕事をするために仕事をしちゃう会社になっちゃったなぁと感じます。CDやMDなんかで味をしめちゃったというか、ビジネスになるものを探してばかりで、結局そうなるとお金の計算ばっかりになっちゃう気がするんです。

他社の商品と比べてどこが勝ってるとか負けてるとか考えている時点でソニーじゃないと思うんです。そういった次元から超越したところで商品を出さないと。別にコストとかプロセスとかビジネスとかどうでも良いから、ただおもしろいものを作れば良いと思ってしまう自分はまだ青いんでしょうか・・・